クラブミュージック講座 section_02
・ハウス(house)
ハウスもまた範囲の広い言葉です。
由来はハウスという名前のクラブが発祥の音楽だからとか
生演奏ではなく家でシンセで作る音楽だからとか言われていますが、
(別にこういう物を指すベッドルームテクノという言葉もあります。)
自分には今一つ真相は良く分かりません。
しかもどういう音楽なのか説明しようとしても
後者の由来の通り基本的には宅録などを中心とした、
ダンスミュージックになりうるノリを持った電子音楽の総称
もしくはテクノを除く四分打ち中心音楽の総称、
とかいう自分でも意味不明な説明しかできません。
そう考えるとダンスミュージックと共通の様ですが、
ハウスと呼ばれる物は歌物とインスト物が4:6ぐらいの割合である事や
あまりノリノリではないハウスと言う物も存在するため、
同一とは言えません。
beatmaniaを見ていても一目瞭然ですが、
他のジャンルのテイストを取り込んだり等して発展した
極めて多数の派生ジャンルが存在します。
「20,November」がハウスならば「WILD I/O」も確かにハウスです。
この辺りは慣れるまで意味不明でしょう。そういう物だと思うしかありません。
「分からん!」という方は、
もう新作リリースは終わったシリーズだったと思いますが、
avexがハウスのコンピレーションアルバムをシリーズで大量に出していますので、
これを聴きまくれば少し勉強になるかもしれません。
・ハードハウス(hard house)
ハードと頭に付くと、堅い、激しい、難しい…
まあ総じてそのジャンル中で、
マニアックでアンダーグラウンドな感じの曲になります。
具体的にどうなればハード〜になるのか説明するのは困難ですが、
とにかく一般への解りやすさという物が
あまり重要なポイントとしては考慮されていない事がほとんどと言えます。
・ディープハウス(deep house)
アンビエントやチルアウトなどのテイストを盛り込んだ
ダウナー系の恍惚感を催す様な演出の入ったハウスです。
「peace-out」はまさにそのジャンル名の通りの名曲ですね。
「アンビエントテクノとどう違うんだ?」と言えば、
ハウスからの派生なのでハウス的なベース等の動きやリズム感がある
という点でしょう。これはテクノにはあまり無い要素です。
それよりももう少し生物的な感じがあります。
・ワープハウス(warp house)
あまり明確なパターンはありませんが、
テンポがやや早め(BPM140〜160程度)でスピード感がある
派生ハウスを指します。
曲調は分かり易いノリの物からややアンダーグラウンド寄りの物まで
結構幅があるため、解釈は難しい所です。
スピード感以外に説明し易い言葉がありませんので…。
あんまり逝ってる物はニューエナジーの様になってる事もあるので
少しウニョウニョした音が強いのも特徴かもしれません。
・トライバルハウス(tribal house)
トライバルと頭に付くジャンルは全て
民族音楽のテイストを明確に取り入れた物になります。
ノリもそうなのですが、
音色に各種の民族楽器(主にラテン、アフリカ、東南アジア)が
含まれている事が重要なポイントです。
・エピックハウス(epic house)
エピックと頭に付くジャンルは、
ナキ系や空間を感じさせる様な演出を盛り込んだ物になります。
この手の演出には流行語で表現するなら癒し要素を強く感じさせるため、
2000年辺りから急激に独立したジャンルとして伸びている物です。
出所はトランスやアンビエント、チルアウトなどの系列で、
ディープハウスとは違い上記の様なナキや空間の要素を
取り込んだのがこのジャンル。
他の派生ハウスでは
サンプリングを使用した一発ネタや合いの手ぐらいでしか人声が入らないのですが、
このジャンルに限っては歌物である事もあります。
それもあまりハッキリ歌っている訳ではなく、
やはりエフェクトを深くかけたり、オペラの様な響きを多用する物
となっています。
・フィルターハウス(filter house)
名前は2001年末ぐらいから急に聞く様になった気がするのですが、
要するに文字通りフィルターが大いに炸裂するハウス。
ビョンビョンミャンミャンもありますが、
どちらかというと音ネタ全体をフィルターでフェードインアウトさせる
という手法がメイン。
音ネタの雰囲気は70〜80年代サウンドが多い様です。
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