「流れる水のように」  refrection
レーベル:lollop/crear 番号:CLR432CD/EFA80432-2(?) 総収録時間:65:54 総トラック数:14




変なCDの多いうちでもかなり異色の内容のCD。
ブレイクビーツや生ギター・ベースが目立ちますが、生ドラムも使ってたりするようです。
ジャンル的にもなかなかこれだと言う物がなく、
アシッドジャズとアンビエントとブレイクビーツとデジロックを足して4で割った様な
一種独自のジャンルではないかとも思われる様な不思議な曲ばかり。
音等のテクニックには何やら一流ではないような一面(わざと?)が所々にあったりして、
綜合すると妙にインディーズのような風を感じます。
もしかすると紹介してるCDの中でも一番好き嫌いが分かれるのでは?

曲も異色なら作ってる人なども謎だらけで、
made in englandとあるのにタイトルは日本語。
クレジットをよく読むと何やら日本人の様な名前も。
どうもレコーディングなどを日本でも行った様です。
UKで活躍してる日本人ミュージシャンかもしれませんが、
詳しい事は不明です。

01:night music in the sculptured air★★
 他人に聞かせると「CDプレイヤーが壊れて音が飛んだ」とよく思われる
 オープニングからして独自の風が吹き荒れる曲です。
 聞けばきっとすぐこの感想の意味が分かります(笑)。
 普通ではありえないようなコード、奇妙なSE、妙にノリのドラム、
 時折入るワウギター、右耳に囁きかけてくる声、
 ハマると非常にヤバい曲調です。

02:simple end to the begining
 最初ゆったりした独特の風味があるアンビエントテクノなのに、
 1:50を越えた瞬間それまでの曲調を無視したかのような
 高速のブレイクビーツが駆け巡るこれまた謎の曲。
 (決して別の曲ではなく曲展開の一部である所がミソ。しかもすぐ終わる。)
 これもこのCDの不思議な世界の一環でしょう。

04:transparent
 かなりアシッドジャズ寄りでビートはハネ付き6/8。
 それでも妙な雰囲気はそのまんま。
 何せピアノ(らしい)音が明らかに妙な響きをしていますから。
 でもドラムとベースが妙にジャズ系で恰好良いのですよ。
 これもまた謎と言えます。

05:errornormous bit
 これもまた変。今度は頭はシンセの音が上昇するSEと男性のしゃべりのみ。
 本当にこれだけのまんま続き、
 2:05ぐらいで急にやたら複雑なブレイクビーツが来ます。
 止まるところを知らない…。

07:a journy around the unnamed border★★★
 ベル系(?)のSEに
 あまりにも周りを無視している笑える程の超高速超複雑のブレイクビーツ。
 これにお約束とも言えるほわほわした妙なコード。
 一番のお気に入りです。壊れてます(笑)。

10:vertigo
 これもアシッドジャズ系。今度はちょっとデジロック風味を感じます。
 ノリはハネ付き6/8。またベースとドラムが好いのですよ。

13:another sun
 頭のギターがやたら爽やかです。
 全体の曲調も加わってちょっと自分は宗次郎的なものを感じてしまいます。
 でもほわほわでおかしなパッドのコードは相変わらず。

14:the begining★★
 なぜかちょっと恐怖感。
 ものすごいアンビエントでこのCDを締めくくっています。
 何かこの曲にも中毒症状を起こす要素があります。



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