ショウエイ 2002年発売の中間クラスフルフェイスヘルメット。実売価格は 28,000円前後。 名作「Z-Ⅲ」の後継で、軽量コンパクトなスペックを継承しており、手に取るだけで誰でも軽いと分かります。 これは、慣れてしまうと他のヘルメットを受け付けなくなる程の差で、かなり大きなポイントです。
ベンチレーションは頭上の前後に 2箇所づつ。最高級ではありませんが、そこそこの風は感じます。 被り心地は所謂ショウエイ型とアライ型の中間、むしろ頬ホールド型。 実は 2002年モデル辺りから双方の被り心地が擦り合わせられていて、両者にあまり差が無いか、むしろ逆転している場合も在る様です。
メンテナンス性については、内装は着脱可能ですが、丸洗い可の表記は有りません。 内装が外れるため、前に比べて洗濯後の乾燥の手間が格段に減りました。 丸洗いできない点は、外装や内側を中性洗剤と布で拭いて対処しています。 それでも、価格帯を上げた分非常に楽になりました。
ただ、少し困った事も有ります。 シールドが非常に曇り易く、少しでも寒くなると、ずっとちょい開けの状態にして吐く息も下に向け続けないと、すぐに視界が真っ白になります。 暑い時や、よりクリアな視界を確保したい時にシールドを開けて走っていると、負圧が強くて呼吸困難になり易いのも問題。 また、顎からの巻き込みがかなり強く、自分はアゴの部分に追加オプションのチンガードを付け続けていました。 これらは小型化のデメリットで口の前の空間が陜い事が災いしている様ですが、このエアーコントロールはあまり好みではありません。
それでも、後継機種の「Z-5」はほとんど変化が無く、顧客満足度の高い完成された製品である事が窺えます。