月見酒(MINT's World)

製品インプレッション

他の燃料添加剤と違い、触媒となる固体をタンクに入れておいてガソリンの成分を改質すると云う代物です。 触媒とは、触媒自身は何も変化しないまま特定の化学反応を促進する物質の事です。 溶けたりする物ではありません。

小さい穴が開いた指先大ぐらいのプラスチックケースの中に焼き固められた触媒が入っていて、 これをケースごとタンクに投入するだけで後は 10万km 走るぐらいまで効果を保ち続けると言う、何とも楽でコストパフォーマンスの良い添加剤です。 メーカーサイトの記述を見ると、オクタン価が上がるのが主な効果の様子。 ハイオクよりレギュラー推奨とまで書いてあります。

2001年夏より「ゼルビス」に 5個投入。 異物を燃料タンクに入れておくと出口を塞いでしまいそうに思えますが、今までそれらしい不具合は一度もありません。 実際の効果は、数年の長期検証でいろいろ分かってきました。 投入後に継続的に起きている変化は、

  • 他の「ゼルビス」よりも、回転数降下時のアフターファイア発生回数が多くなりがち。 バルブクリアランスやパイロット系統の経年変化に因る混合気濃度低下に敏感になっている。 発生する状況になると、給油しばらくはあまり出ないが時間経つと発生が増えてくる。
  • 混合気が薄めになっているアフターファイア発生時である程、体感的に加速が良くなる。
  • 燃費は変わっていない。走り方起因の方が変動値が大きい。

給油後で時間によって状況が変化するという点は徐々に燃料が変化していく仕様と一致し、燃料の温度変化を加味してもアフターファイアと因果関係がありそうです。 また、アフターファイアの発生はオクタン価の上昇が要因になりうるので、可能性としては考えられます。 これを見ると、「エコマッハは燃料を何かしら変化させると見て構わない」と思われます。 加速や燃費に関しては他の要素が多過ぎるので断定不能。 粗悪ガソリン改質や水分拡散等の点についても、検証が難しいので不明です。

「何かしらやっているのだろう」と云うのは見えているので、いろいろ検証してみたくなる添加剤です。 ハイオク指定車に投入してレギュラーガソリンで実験したらおもしろいかも…。 そろそろ投入後 10万km 走行も見えてきたので、うちでの検証は終わりが近づいています。 四輪車用と違って、燃料タンクを引っくり返せば取り出せますし。

なお、お値段は 3個入り 2,000円、5個入り 3,000円。 投入したエコマッハをトリートメントするための液体添加剤も売られています。

投入個数の目安は、燃料タンクの容量が 10ℓ 未満で 3個、10 〜 20ℓ で 5個、20ℓ 以上で 8個。 パッケージには何故かスズキの「GSX1300R 隼」が描かれています。 これは、スズキ推奨なのでしょうか?

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