月見酒(MINT's World)

えっ

これBMダ(ry

閑話休題…

ジャジャ馬かも?

今までの VFR の系譜を考えると、「RC46 二代目に持たせたコンセプトをさらに過激化した様な物」と言えそうです。

「乗ってどうだっか?」となると、「電子制御が物を云う状況か高速道路以外では乗り難さが光る、典型的メガツアラーだな」という印象を受けました。 エンジンもギア比も低速度・低速回転域では逆車テイストがそのままになっている雰囲気が有り、ドン突きっぷりや回転合わせの困難さから、「国内仕様なのにこれは全く合ってないな…」というのが率直な所。 高速道路や高速ワインディングで止まらない状態であれば問題が消えそうな点は、まさしくメガツアラーそのものです。

しかし、

  • ライバル車を圧倒するほどの走行時の軽さ
  • 重心の低さ
  • 足付き性
  • やや細めニーグリップ感

についてはメガツアラーっぽさが一切無く、むしろ変に軽い位なのですが、変に軽いが故に大排気量とその出力特性が組み合わされて若干のジャジャ馬感を持っています。 インジェクションの一般的傾向である事の他に、ライドバイワイヤー式スロットルの制馭の味付けか、もしくはその熟成がまだ手探りかであるか、なのでしょう。 ライドバイワイヤーはアプリリアが市販車向けとしては先行して「SL 750 SHIVER」に採用していますが、こっちに付いていた出力特性モード切替機能で考えると SPORTS と TOURING の中間的な操作感になっています。

逆輸入仕様の大排気量車慣れしていれば問題無さそうですが、今までの VFR シリーズや 100ps 制限時代の国内仕様のつもりで乗ると、かなり違和感を覚えるはずです。

「ランチは300km先の高原のホテルで」というコンセプトは、「片道 300km を無給油で走り切るのが結構ギリギリ」という辺り、微妙に外している感じが…。

デザイン

うん、どう見てもこれ BMヴ(ry なのですが、サイドカウルの縁に "VFR1200F" のロゴがあしらわれていて、なかなかしゃれている部分も有ります。

未評価点

余裕が無かったので、各種電子支援機能はさっぱり謎のままです。 コンバインド ABS の完成度は「CBR1000RR」「CBR600RR」で目の当たりにしていますが、事前にアナウンスの有ったデュアルクラッチ & オートマチックトランスミッションモデルがそのうち追加されるはずなので、それも試してみたい所。

デュアルクラッチトランスミッションモデル(2010年7月4日追記)

いよいよ発売になる様です。

発想としては親戚の「DN-01」では遅延が大きく、ヤマハ「FJR1300AS」ではマニュアルトランスミッションに近いアクセル操作が必要でクラッチ操作がオートマチックになっていただけでしたが、デュアルクラッチシステムはダイレクト感が全く別物なので、かなりおもしろい物になっているはずです。

主な諸元(全て 2010年式)

輸出仕様国内仕様(MT国内仕様(AT
型式EBL-SC63
全長2,250mm
全幅755mm
全高1,220mm
軸距1,545mm
最低地上高125mm
シート高815mm790mm
車輛重量267kg268kg278kg
乗員定員2人
最小回転半径3.5m
エンジン型式SC63E
エンジン種類水冷4サイクルDOHC4バルブ76°V型4気筒横置き
総排気量1,237cc
内径×行程81mm × 60mm
圧縮比12.0
最大出力172ps(127kW)/ 10,000rpm 111ps(82kW)/ 8,500rpm
最大トルク13.1kgf·m(129N·m)/ 8,750rpm 11.3kgf·m(111N·m)/ 6,000rpm
燃料供給装置形式電子制御燃料噴射式(PGM-FI
始動方式セルフ式
点火装置方式フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式圧送飛沫併用式
潤滑油容量4ℓ
燃料タンク容量18.5ℓ
クラッチ形式湿式多板ダイヤフラムスプリング湿式多板コイルスプリング
変速機形式常時噛合式 6段リターン電子制御式 6段変速
変速比 1速2.60002.6002.411
変速比 2速1.73681.6001.700
変速比 3速1.36361.2171.304
変速比 4速1.16001.0341.034
変速比 5速1.03220.9370.941
変速比 6速0.93930.8660.885
減速比(一次 / 二次)1.738 / 0.951×1.117×2.545
駆動方式シャフト
キャスター角25°30
トレール量101mm
タイヤ(前)120 / 70ZR17(58W)(空気圧 250kPa
リム径(前)3.50in
タイヤ(後)190 / 55ZR17(75W)(空気圧 290kPa
リム径(後)6.00in
ブレーキ形式(前)C-ABS 付き油圧式 W ディスク(6ピストン両押し・320mm
ブレーキ形式(後)C-ABS 付き油圧式 S ディスク(2ピストン両押し・276mm
懸架方式(前)テレスコピック式(倒立・インナーチューブ 43mm・ストローク 120mm
懸架方式(後)スイングアーム式(片持ち・プロリンク・ショックアブソーバ 1本・ストローク 130mm
フレーム形式ダイヤモンド(ツインスパー)
発売日2010年
2010年7月4日
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