月見酒(MINT's World)

スタイリッシュな屋根付きスクーター

切望する声は多い中、実は結構個人製作からメーカー物までいろいろと存在するのに、価格やデザイン、道路事情等から大ヒットにまでは至らない屋根付きの自動二輪車ですが、2007年の大阪モーターサイクルショーで大きくスペースを割いていて目に留まったのが、"アディバ" というイタリアメーカーが送り出した物が「AD 250」です。

後付けの改造でも十分一体感の有る物が在りますが、これは最初から屋根付きとして開発された上で、さらに今の所最もスタイリッシュなデザインとなっています。 しかも、

  • 必要が無い時には、屋根を折り畳んでリアトランクに収納できる。
  • オプションで拡張バイザー有り。
  • ラジエターのファンを利用して温風を出す簡易暖房付き。
  • シガーソケットやワイパーも装備。

さらに、2008年のマイナーモデルチェンジで

  • 電子制御フューエルインジェクション化。
  • 風防を改良してより巧く風を通す様に。
  • リアトランクの形状を改善して、フルフェイスヘルメットが十分に入るスペースを確保(全容量は最大 92ℓ)。
  • シート下のトランクも新設。
  • カーナビゲーションシステムやオーディオシステムにも対応。
  • ブレーキを前後ディスクブレーキに強化。
  • etc

と、特に大きな欠点であった収納性の悪さが潰されて、完成度が高まっています。

これはあまりにも出来が良いので、正直言って生活パターンがもう少し違ったらめちゃくちゃ欲しくなる様な代物ですが、日本は軽自動車が安過ぎるので、そうしてもそこでふと我に返ってしまう所でもあります。 他にも、もしもの場合の部品供給能力とか、どうなんでしょうね。

「AD200」へのモデルチェンジ(追記:2010年5月18日)

最近確認したのですが、「AD250」を廃盤にして、排気量は落とした代わりに価格を大幅に下げ、細かい改善を加えてコミューターとしての価値を一層強化した「AD200」を売り出しています。 特に価格が 609,000円にまで下げたのは非常に驚くべき所で、一体どうやって 30万円も下げたのか理解の範疇を超えている程です。 装備を考えれば、国内メーカー品と比較検討するに充分な物にまでなってきているでしょう。

125cc 版も 556,500円で併売されています。

主な諸元(輸入 2009年式)

AD250AD200AD125LE
型式-BD40AABD25AA
全長2,160mm2,180mm
全幅720mm
全高1,759mm
軸距1,560mm
シート高700mm
乾燥重量175kg174kg171kg
乗員定員2人
エンジン種類水冷4サイクルSOHC4バルブ単気筒(PIAGGIO 製)水冷4サイクルSOHC4バルブ単気筒(台湾製?)
総排気量244cc171.2cc124.5cc
内径×行程 72.0mm × 60.0mm 61mm × 58.6mm 48.8mm × 57mm
最大出力 22ps(16kW)/ 8,250rpm 15.6ps(11.5kW)/ 7,500rpm 13.2ps(9.7kW)/ 8,500rpm
最大トルク 2.1kgf·m(20.2N·m)/ 6,500rpm 1.56kgf·m(15.3N·m)/ 6,500rpm 1.11kgf·m(10.9N·m)/ 7,500rpm
始動方式セルフ式
燃料供給方式電子制御式フューエルインジェクション
燃料タンク容量13.5ℓ(うちリザーブ 2.4ℓ)13ℓ(うちリザーブ 2.2ℓ)
変速機形式CVT 無段変速
タイヤ(前)120 / 70-14
タイヤ(後)140 / 70-14
ブレーキ形式(前)油圧式 W ディスク(260mm油圧式 S ディスク(260mm
ブレーキ形式(後)油圧式 S ディスク(220mm油圧式 S ディスク(240mm
加速力5.7秒(0 〜 100km/h-
車輛価格942,900円609,000円556,500円
2009年9日28日
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