月見酒(MINT's World)

正しい減速タイミングとはいつか

カーブ中に減速帯を付ける意味は有るのだろうか?

安全なコーナリングの基本は、

  1. 事前に減速して安全な速度をキープ。
  2. アクセルオフかパーシャル気味でターンイン。
  3. 曲がり始めたらある程度スロットルを開いてタイヤにトラクションを掛けながら曲がって行く

と云う手順である。 この内、特にターンインと旋回中に路面に凸凹が在ると、どんな速度であっても安定しては曲がれない。 こと、二輪車に於いては車体を傾けて遠心力とのバランスを取ろうとするため、この時に路面が不安定では非常に困るのである。

実際、カーブでの事故は、事前の減速不足に因ってアプローチセクションから放物線軌道を描いて側面に刺さる事故が多い。 つまり、カーブ前の減速が重要であり、本当に意味のある減速タイミングでなければならないはずである。 カーブ中に減速する運転は危険と云うか、ちょっと高度な運転の部類に入るし、あえてカーブを危険にする必要は無い。

まあ、減速帯が在ると安定した減速も難しくなるので、どっちもどっちと云う気はするが…。 制限速度以下で走ってもハンドルを取られてしまう様な所も在るし…。 「減速帯で不安定になる様な速度が悪い」という正論で来る向きもあるが、ならばこれは制裁が目的なのだろうか…。

閑話休題。

…で、実はそんな事はどうでも良くて(エー、 巷の四輪車を見ていると、アプローチでまるで減速しないどころか、下りの場合にスロットル放しただけなら加速して行く構造ばかりだから、カーブ中に慌てて減速している車が多いし、 スローインアプローチを薦めたら「そんなマニアックな運転しないよ」なんて顎が外れそうな事を言われた事も有るので、カーブ中に減速を強制しようとする様な減速帯の設置は、 ある意味現実に即した道路設計 なのかなと。

2006年吉日
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