月見酒(MINT's World)

CB400 SUPER FOUR HYPER VTEC SpecⅢ について

400cc のネイキッド市場を半ば独占している 1台。 派手な加速感と、明らかに他に勝るスポーツ性能が人気の祕密でしょうか。 SpecⅢ になって、6速時の VTEC の切り替え回転速度を 6,300rpm から 6,750rpm に変更する等していますが、一番驚いたのは変更されたテールカウルのデザインです。 真横から見ると分かり難いのですが、カウルより高い位置から見ると一目瞭然。 まるで族車。 何かヤグサレる様な事でもあったんでしょうか、ホンダさん。

乗ってみて気になるのは、フロントが非常に軽いと云う点です。 いや、好く言えば軽いとのですが、キャスターがギンギンに立っていて落ち着きが全く無い状態です。 数値的にはそこまで立っていませんが、低速運転時にかなりフラつく印象あり。 そもそもシート形状やポジションがスポーティなので、普段の事はかなり割り切っているのかもしれません。

CB400 SUPER BOL D'OR(スーパーボルドール)について

ゼルビス」が復刻も何もしないうちに、「CB400SF」がハーフカウルを装着して、昔カウル付きツアラー系バイクのペットネームだった"ボルドール"の名前を冠して登場しました。 こうなるとどうしても「ゼルビス」比べてしまう訳ですが、

  • カウルの左右に大型の小物入れを装備。左側は鍵付き。
  • 柔らかめにリセッティングされたサスペンション。
  • センタースタンドは後付け可能。
  • 2007年からオーディオシステムの装着が可能になった(ホンダ純正。ネイキッド系のラインアップを拡充中)。
  • つっかえ棒は無いが、シート下は広い。

と、最高とは言えないまでも、今までいろいろな不便を我慢して来たサイレントマジョリティーライダーを満足させるには十分な仕様となっています。 1,300cc 版と共に異常とも言える勢いで増殖している様は、そんな人がいかに多かったかを証明するかの様です。

個人的に注目だったのはサスペンションの設定で、数値上は「CB400SF」と同じディメンジョンですが、動きは相当柔らかい設定にされており、何でもかんでもガチガチにする固め一辺倒の最近の傾向からすると驚きです。 さほど違和感無く乗れました。

乗り換え候補になるかと訊かれると、現状ではまずエンジンの能力的に却下。 現在の自分の欲しい領域は、少し回し気味にした辺りから扱える範囲でガツンと出始める 600 〜 800cc の領域なので、これではアンダーパワーです。 わざわざ各種保険料や税金の負担を増やしてまで、400cc マルチに乗ろうと云う気は全くありません。 もちろん 1,300cc は重くてパワーも有り過ぎるので論外。

しかし、ほぼカウルとサスペンションだけの違いだけにしては、いさかか価格差が大きい気がしますね。

主な諸元(国内仕様 CB400SF 2004年式 / CB400SB 2007年式)

CB400SFCB400SB
型式BC-NC39
全長2,040mm
全幅725mm
全高1,070mm1,155mm
軸距1,410mm
最低地上高130mm
シート高755mm
車輛重量190kg195kg
乾燥重量170kg175kg
乗員定員2人
燃料消費効率37.0km/ℓ(60km/h 定地走行テスト値)
最小回転半径2.6m
エンジン型式NC23E
エンジン種類水冷4サイクルDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量399cc
内径×行程55.0mm × 42.0mm
圧縮比11.3
最大出力53ps(38kW)/ 11,000rpm
最大トルク3.9kgf·m(38N·m)/ 9,500rpm
キャブレター型式VP04B
始動方式セルフ式
点火装置方式フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式圧送飛沫併用式
燃料タンク容量18.0ℓ
クラッチ形式湿式多板コイルスプリング
変速機形式常時噛合式 6速リターン
変速比 1速3.307
変速比 2速2.294
変速比 3速1.750
変速比 4速1.421
変速比 5速1.240
変速比 6速1.130
減速比(1次 / 2次)2.171 / 2.933
キャスター角25°05
トレール量90mm
タイヤ(前)120 / 60ZR1755W
タイヤ(後)160 / 65ZR1769W
ブレーキ形式(前)油圧式 W ディスク
ブレーキ形式(後)油圧式 S ディスク
懸架方式(前)テレスコピック式(正立)
懸架方式(後)スイングアーム式・ショックアブソーバ 2本
フレーム形式ダブルクレードル
発売日1992年4月23日2005年3月30日
メーカー希望小売価格660,450円735,000円
2006年吉日
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