月見酒(MINT's World)

どんなバイクなのか?

知人の元愛車。1987年登場、1989年モデルチェンジの後、少なくとも 1994年まで生産されていた現代的なオンロード志向デュアルパーパス(小排気量)の先駆け的存在です。 「XL-Digree」とはオン・オフ志向違いの兄弟関係にあり、カワサキ「KLE250 ANHELO(アネーロ)」やヤマハ「TDR250」とはよく比べられていました。

しっかりと煮詰めて作り込んであり、

  • セルスターター
  • スキッドプレート
  • チューブレスタイヤ
  • フロントフォークブーツ
  • リアキャリア
  • 各所軽量パーツ

と云った実用性を高める装備を標準で備えています。 タンク容量が 9ℓ しかありませんが、燃費が 30km/ℓ 超えを軽々狙えるので問題は僅少。 ボヨンボヨン動くサス(特に「AX-1」はよく動く)と細く硬いシートはオフロード系車輛の宿命なので、長距離を乗るにはそれなりの根性が必要ですが、フットワークの軽さは「ゼルビス」でも到底かないません。 フロントタイヤに 100 / 90-19 が使えるので、前後 IRC「RS310 DUROTOUR」に履き替えて、完全にオンロード用としている人も結構居る様子。

気になる点は

  • ミッションがシフトポジションの判り難い構造
  • フロントブレーキが強過ぎてコントロールし難い
  • 再加速時のアクセルのツキが悪い(スロットルワイヤー直結キャブレターの反応が悪い)
  • 専用形状のスプロケットを使っていて、ホイールを換装しない限りセッティング変更が効かない

程度で、いろいろと遊べるのではないでしょうか。 ボロボロになりながらもまだまだ元気に走り回っている車体もありますし、かなり頑丈そうです。

勝手にカウンターが当たるオフロード車のハンドリングには、いつか慣れておきたいなぁ…。

主な諸元(国内仕様 1989年式)

名称MX250J AX-1
型式MD21
全長2,040mm
全幅805mm
全高1,115mm
軸距1,350mm
最低地上高245mm
シート高810mm
乾燥重量116kg
車輛重量124kg
前輪重量分布59kg
後輪重量分布65kg
車輛総重量234kg
前輪総重量分布82kg
後輪総重量分布152kg
乗員定員2人
燃料消費効率50.3km/ℓ(50km/h 定地走行テスト値)
最小回転半径2.1m
エンジン型式MC21E
エンジン種類水冷4サイクルDOHC4バルブ単気筒
総排気量249cc
内径×行程70.0mm × 64.8mm
圧縮比11.0
最高出力29ps(21.3kW)/ 8,500rpm
最大トルク2.6kgf·m(25.5N·m)/ 7,500rpm
キャブレター型式PD6B
始動方式セルフ式
点火装置方式CDI 式バッテリー点火
潤滑方式圧送飛沫併用式(ドライサンプ)
潤滑油容量1.6ℓ
燃料タンク容量9.0ℓ
クラッチ形式湿式多板コイルスプリング
変速機形式常時噛合式 6速リターン
変速比 1速2.846
変速比 2速1.777
変速比 3速1.333
変速比 4速1.041
変速比 5速0.884
変速比 6速0.785
減速比(1次 / 2次)2.727 / 3.153
ドライブチェーンサイズ520/ 102コマ
スプロケット前 13T / 後 41T
懸架方式(前)テレスコピック式(正立・ブーツ付き・ストローク 220mm
キャスター角25°30
トレール量89mm
懸架方式(後)スイングアーム式・ショックアブソーバ 1本(PROLINK・ストローク 200mm
タイヤ(前)90 / 100-1955P)(ブリヂストン製TW39・ダンロップ製K460F)
リム径(前)1.85in
タイヤ(後)120 / 90-1663P)(ブリヂストン製TW40・ダンロップ製K460)
リム径(後)2.5in
ブレーキ形式(前)油圧式 S ディスク
ブレーキ形式(後)油圧式 S ディスク
制動停止距離14.5m(50km/h
フレーム形式ダイヤモンド
バッテリー電圧12V
前照灯PH8x型12V 35 / 30W(2眼)
発売日1987年12月15日
メーカー希望小売価格419,000円('87-'88)・409,000 〜 449,000円('89-'94
フレームナンバー1000020-1003044('87-'88)・1003045-('89-'94
2006年吉日
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