呑んだ日本酒の記録

日本酒好きの私が、
いろんなお酒を呑み比べして連々と語るコーナーです

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各酒の紹介

菊姫 山廃純米(2004年6月)

写真菊姫山廃仕込生原酒の写真
酒蔵菊姫合資会社
価格(720mℓ当)1,450円(生原酒 1,850円)
種類純米酒・山廃仕込
原料米山田錦
酸度2.5
日本酒度±0
アルコール度数16.5%(生原酒 19%)
傾向(主観)芳醇やや辛口

私が絶対の信頼を寄せて銘柄買いする唯一のお酒。
香り〜口当たり〜後味まで私の好み通り。
所謂日本酒らしい味が大変濃く、

に存在していると思います。
故にキツいと思う人も多いかと。
肴には同じコッテリした脂の多い物が向きます。
もしくは全く正反対の極端に絞って渋く塩のみもあり?

純米・超辛口 しぼりたて本生原酒(2004年3月)

酒蔵今西清兵衛商店(春鹿)
価格(720mℓ当)1,575円
種類純米酒・原酒
原料米山田錦・神力
酸度2.0
日本酒度+15
アルコール度数18.0〜19.0%
傾向(主観)端麗超辛口

日本酒度+15という名前の通りの超辛口酒。
爽やかさもあり、文句無しに辛口好きの人向け。
辛い事以外に癖が無いので、
肴は何でもイケるタイプ。
原酒ではない普通の品も良いそうな。

能登三年酒(2003年10月)

酒蔵二羽鶴酒造場
価格(720mℓ当)
種類古酒
原料米
酸度
日本酒度
アルコール度数
傾向(主観)やや甘口(古酒特有の香り)

三年なので貯蔵年数は浅いけど古酒。
能登半島にツーリングに行った時に
千里浜レストハウスで購入。
樽で貯蔵したもので、独特の香りと味があり、
日本酒と言うよりは老酒の様な雰囲気。
その為酒が肴を選ぶ傾向があり、
バッチリ合っていると思ったのは
同じ場所で買ったハマグリのワサビ漬けだけでした。
と言うよりも、これと極端に相性が良くて
ずっとこればっかりで呑んでいた気が…。
せっかくの香りが壊れるので、
あまり塩辛いのはだめでしょう。

隠岐誉 純米吟醸三位ノ局山廃仕込(2004年10月)

酒蔵隠岐酒造
価格(720mℓ当)1,630円
種類純米酒・吟醸・山廃仕込
原料米山田錦
酸度1.7
日本酒度+1
アルコール度数15.0〜16.0%
傾向(主観)芳醇やや辛口

中国地方ツーリング中に隠岐島前海士町の酒屋で購入。
隠岐の地酒というだけで珍しい話ですね。
味は、純米山廃仕込の吟醸酒から想像される通り。
吟醸の上品でスッキリした口当たりと
山廃仕込のコクの強い後味が同居しています。
プレミアが付いていなくてそれほどお高くない、
と云う点はメリットがあるかもしれません。

尾瀬の雪どけ ひやおろし生詰・原酒(2004年11月)

酒蔵龍神酒造
価格(720mℓ当)1,391円
種類純米酒・吟醸・ひやおろし・原酒
原料米山田錦
酸度
日本酒度+2
アルコール度数17.0〜18.0%
傾向(主観)芳醇やや辛口

2004年11月18日に出荷されたばかりの物を購入。
滓(おり)が浮いたままの原酒で、
開栓直後はまだ炭酸の刺戟を感じる程の新鮮さ。
かなり強いコクと香りを持っていて、
非常に味わい深い日本酒です。
これは私の好み直撃で殿堂入りの一つ。
しかし数日でどんどん味が変わって、
癖が出始めました(特に香り)。
足の早いお酒の様なので、
急いで呑まないと良い時期を逃してしまいますね。

德川家康(2004年12月)

酒蔵丸石醸造
価格(720mℓ当)3,000円
種類純米酒・大吟醸
原料米山田錦
酸度1.3
日本酒度+5
アルコール度数17.4%
傾向(主観)口当たり中間辛口

割と名の知れた高級酒。
当然日本酒として欲しい条件は満たしている訳で、
文句無しに太鼓判を押せます。
ただ、やたら繊細で気難しかった…。 普通の様でそうでない感じ。
合う肴を探しに探したのですが、
ことごとく紙一重でドット避けされてしまい、
結局この酒の実力を把握しきれないまま呑み切ってしまいました。

ランクの高い天ぷら等と相性が良さそうなのですが、
とにかく、私の生活レベルでは
あまり買ったり作ったり出来ないレベルを要求している様です…。

酒に心あり純米吟醸生(2005年4月)

酒蔵越の華酒造
価格(720mℓ当)1,575円
種類純米酒・吟醸・生酒
原料米山田錦
酸度1.3
日本酒度+5
アルコール度数17.0〜18.0%
傾向(主観)少し芳醇僅かに辛口

比較的あっさり目で、後味に独特の酸・苦味有り。
さらに度数の高さが後味でモロに感じられます。
これであまり好みではないなと思ったのですが、
さらに味わってみると肴への懐が非常に広く、
何でも合わせれば化け変わります。
珍しく、好物の焼き鳥(砂肝・皮)だけ合わない、
と云う点がちょっと不思議ですが、
これ以外は淡白だろうが濃厚だろうが、
どれでも引き立て役に回ってくれる様です。
個人的には、冷奴、スルメ、穴子の焼き物がオススメ。
焼き鳥も、内臓系で無ければ合いました。

真澄 辛口生一本(2005年5月)

酒蔵宮坂醸造
価格(720mℓ当)1,365円
種類純米酒・吟醸・生一本
原料米美山錦80%・ひとごこち20%
酸度1.5
日本酒度+5
アルコール度数15.0〜16.0%
傾向(主観)端麗やや辛口

非常にサラっとしていて全く癖が無い、
呑みやすさ重視の辛口。
うちじゃ物足りないけど、日本酒初心者には合うでしょう。
この手のタイプは、塩辛とは絶対喧嘩しないので、
物足りないとは言えどもストックがある時は欲しくなります。
瓶がワイン風で、注ぐ時に良い音を立てます。

特別純米酒 芳薫 中取り生(2005年7月)

酒蔵馬場酒造場
価格(720mℓ当)1,380円
種類特別純米酒・生酒
原料米
酸度
日本酒度
アルコール度数15.0〜16.0%
傾向(主観)芳醇やや甘口

日本酒に対してフルーティと言う評価がやや濫発され気味の中で、
本当にフルーティな一本。
新鮮なうちの口に入れてすぐの香りは、まさに果実様。
それほどスッキリしている訳ではない(濃くもない中庸)ので、
日本酒離れした味わいではありませんが、
「こんな日本酒もあるよ」と他人に勧めるにはおもしろそうです。
肴はあっさりしている物が良いでしょう。
この香りを崩さない為には、無しでも可。
なお、このお酒はシリアルナンバー付きの350本限定品なので、
普段は出回らない代物の様です。
でも、同じシリーズの通常品は似た味わいだと予想されます。

山廃仕込純米酒 天狗舞(2005年8月)

酒蔵車多酒造
価格(720mℓ当)1,399円
種類純米酒・山廃仕込
原料米五百万石
酸度
日本酒度
アルコール度数15.0〜16.0%
傾向(主観)芳醇辛口

相当ダイレクトな米の香りがするパンチ力のある一本。
一般的には癖と言って良いぐらいの芳香を放っています。
ほとんど甘味の要素も無く、かなりの好き者向け。
菊姫と同じく薄っすらと琥珀色をしているのも特徴です。
肴は、やはり山廃仕込なのでコッテリ中心か、超あっさりの両極端で。
ただ、山廃仕込としてだけを意識して味わうならそれで構わないのですが、
パンチが強いと言えども、最初の米の香りはデリケートなので、
本当にこのお酒を味わえる肴は、かなり難しいかもしれません。
開栓後早々と飛んでしまいすし。

開華 山廃純米吟醸ひやおろし(2005年9月)

酒蔵第一酒造
価格(720mℓ当)1,310円
種類純米酒・吟醸・ひやおろし・山廃仕込
原料米五百万石・美山錦
酸度1.6〜1.8
日本酒度+1.5〜+2.5
アルコール度数16.5%
傾向(主観)芳醇やや辛口

このある意味アクの強い酒が並ぶ中にあっては、少々没個性な一本。
突出した部分も、まろやかで控えめな部分も無く、
隠岐誉同様、典型的な山廃仕込の味です。
あまりトゲトゲしい物は苦手な、中庸な山廃仕込を好む方に。
同クラスの中では若干安いのも一つのメリットかも。

飛良泉 特別純米山廃純米酒(2006年1月)

酒蔵飛良泉本舗
価格(720mℓ当)1,540円
種類特別純米酒・山廃仕込
原料米美山錦
酸度1.8
日本酒度+4.0
アルコール度数15.0〜15.7%
傾向(主観)端麗やや辛口

1487年(室町時代)創業という歴史ある秋田の蔵元の一本。
山廃仕込ながら端麗な口当たりを持ち、
口に入れた後から多彩な香りを放ちつつ、そのままスッと裏に回ります。
この特性でありながら油物との相性が良い様で、
その後味のしつこさを消し、油脂の旨みだけを上手に残します。
海鮮(青魚は勝ちすぎるので避ける)のフライや天ぷらと合わせると
おもしろいと思います。

日置桜 天日干し米純米生酒強力(2006年5月)

酒蔵山根酒造
価格(720mℓ当)1,351円
種類純米酒・生酒
原料米強力
酸度1.9
日本酒度+7.5
アルコール度数15.0〜16.0%
傾向(主観)端麗辛口

鳥取県の地酒。強力は鳥取名産の酒米です。
温度によって他よりもかなり大きく性格を変える所があり、
常温では甘味のほとんどない米の香りが生きた表情をしていますが、
冷やすと軽い甘味とフルーティさが出てきます。
どちらでも後味がスッキリしている点は変わりません。
生酒にしては非常に呑み易く、あまり酔いも深くは回りません。
無濾過でこういう味は結構珍しい。