beatmania曲レビュー(YEBISU MIX篇)



PS版beatmania1作目に同梱されていたアペンドディスク。
家庭用オリジナル作品全部に言えますが、
結構意外でおもしろい曲が入っていて楽しめます。

Cat Song
「猫ふんじゃった」のアレンジ版。
こういう弾いて遊ぼうというコミカルなネタは家庭用ならではです。
日本の鼓の音も入っていたりして遊び心満点。
でも難易度1にしては変な配置もある上に妙に長く感じて疲れるのは
自分だけではないと思います…。

Changing the ASIA
最初にジャンル名を見た時から
民族音楽好きの自分に過剰な期待をされてしまっていたこの曲ですが、
逝ける曲というよりはネタ物でした。
でもインドネシア + インド + 中国 + チベットの見事な融合っぷりは見事です。
しかもアニメーションがかなりサイケな仕上がりなので、
実は逝き曲かもしれないという気もするんですよね…。

PAPAYAPA BOSSA
パパヤパヤなフレンチボサノバ(なんだそりゃ)。
コナミはこの曲を全面的に推したかった様で、
これの隠し曲としてや3rdMIXに収録していたフランス語版
エンディング用の日本語版まで用意しています。
日本語版はちゃんとアレンジまで変わっている力の入れ様。
曲の印象はフランス語版が一番強いのですが、
アニメーションの出来は個人的にはYEBISU MIXでの物が良いかと思います。
熊の人形とかブリキの機関車とか皿を回すサルなど、どれも印象的。
ちなみにあまりアレンジの聞かないボサですが、
このパパヤ版には
サビ8小節の第6小節2拍目でスクラッチを入れる
という会心のアレンジがあります。
見事にハモって被るのでお験しあれ。

BODY
ゲストのトモキヒラタ氏によるガラージハウス 2曲のうちの一つ。
まさにスタイリッシュで恰好良い本格派。
妖しい循環コードで延々引っ張っていながら
起承転結キッチリ付けている所も職人芸です。

Ain't it Good
ゲストのトモキヒラタ氏によるガラージハウス 2曲のうちの一つ。
この曲もまたコードが二つしかありません。
まあ確かにテクノ界ではそんなに珍しい事ではないのですが、
歌物でこれをやられると、普段歌謡曲やユーロビート等に慣れた耳では
新鮮に聞こえる事でしょう。
アニメーションに出てくるヨーヨー使いは最近見なくなったコナミマンですが、
一体今どのぐらいの人が知っているんでしょうか…。

I.C.B.
アニメーションで延々出てくるグレイが脳裏に焼き付く
ゲストのトモキヒラタ氏によるハードハウス。
氷の様な冷たいイメージのあるビートとミニマルな展開や
それにI.C.B.と言う男性の声を引っ張る辺り、
結構逝ける曲になっています。
ところで氏による3曲は全部リズムが同じ感じに聞こえますが、
ガラージという物のビートの共通傾向と、
クラブでの繋ぎやすさを考えてのせいではないかと思われます。
CD「beatmania TOMOKI HIRATA」でも全部繋がってると言いますか、
BODYAin't it GoodはI.C.B.をミックスしちゃってる
ハード版があったりもしますので…。



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