beatmania曲レビュー(4thMIX篇)
シリーズゲームの一つの転換点になる事の多い四作目。
beatmaniaでも例外ではなく、この作品では曲を全て一新。
しかもコアな曲で揃えられました。
色彩も紫が基調になっていてキャラ絵もポップさがカケラも無いので
全てがマニアックそのもの。
ゲージ判定も非常に甘くて派手にアレンジしても死なないという
自分は喜ぶけど多くのビーマニプレイヤーには
受け入れられ難かったある意味での問題作です。
ANOTHER譜面の通常筐体への導入はここから。
GOOD判定でもCOMBOが繋がったり、
曲選択がリスト形式になっていたりもします。
I LIVE JUST 4U
RUGGED ASH
ジャズ系グルーヴ。
いきなり難しいコードが炸裂しまくっている辺り、
4thMIXのコアさ具合がどれほど爆発しているかを物語っています。
疾走感も流れる様な配置もなかなか楽しく、
後半電子サウンドが全面に出る部分やスクラッチなどで
アレンジして遊べたりもしますので
叩いて気持ち好い曲の一つだと思います。
POPCORN
自分はどうしてもポップコーンと言うと例の古典テクノを思い浮かべますが、
全然違うネタモノの多いHIP-HOPですね。
楽曲構成もおもしろく好い感じにプレイする楽しみがあります。
4thMixの曲全体的に言えますが、アレンジせずそのまんまでもOK。
ダルいグルーヴを存分に楽しみましょう。
KAKATTEKONKAI
ローファイな音が恰好良い
ヒップホップとアシッドジャズが混じった様な
少し不思議な曲調のサウンド。
ブラスの上昇パターンや後半のエレピが
物凄いコードを叩いていたりしていて実にマニアックです。
譜面が元々楽しいのであまりイジる必要がありませんが、
中盤でスネアドラムがスクラッチに配置されていたりするので、
それでかなり遊べます。
BRAND NEW WORLD
コア一色の中にあっては異色とも言える
非常にオサレな初期ガラージハウス。
ピアノやサビの高いメロディなどは恰好良さ抜群。
譜面はスクラッチとキーのコンビネーションがかなり難しくて
当時は「やってられねー」と投げてました。
実は結構有名なんだそうで、
そういえば前に借りたCDで聞いた様な気がしなくもないな…。
TAKE A RIDE
外来曲で流石その恰好良さは秀逸。
ピアノとトランペットのソロはたまらないものがあります。
トランペットを自分で叩けないのが残念ですが、
たまには他人に任せるのも良いでしょう(笑)。
ちょっと先細りな展開が残念ですが、
前半が飛ばし過ぎなのかもしれません…。
TAKE CONTROL
これも上と同じ人の外来曲でセンスが光ります。
のっけからギターのグルーヴ感がたまりません。
後半の盛り上がりっぷりは逝きそうにさえなります。
こちらはスクラッチで入れるブラスのタイミングをどう増やすかが
センスの分かれ目ですね。
増やし過ぎるのもナニですし。
JAZZ A PUMP UP
CHAIN
WEIGHTED ACTION
ヒロシワタナベ氏によるハードハウス。
曲云々よりもこの曲には一つ大きなエピソードがありまして、
PS版の4thMIXの初期ロット(以後数ロットもそうだったっぽい)で
伴奏と譜面が1小節ズレているという
お粗末過ぎるバグがあったと云う事がありました。
曲がミニマルな進行なので
実は聞いてもズレているのが分かりにくい所が笑えますが、
ドラムロールの位置がずれているのでやっぱり変です。
ちゃんとテストプレイしてるんでしょうか…。
BUILD-UP
ゲスト曲。
ジュリアナサウンドの延長線上の様なトランスサウンドが
90年代前半にはよくありましたが、
これもそんな感じを持っているイケイケで逝け逝けな曲です。
途中のスクラッチと1・3・5を延々叩く部分はこの曲の逝き山場。
ゲームでは短いので不完全燃焼してしまいますが、
元曲の方を低音ブリブリで鳴らすとかなり気持ち好くなれます。
イジり所は全く無し。
DESTRUCTION
Sound&Recording Magagineのお部屋一刀両断コーナーで御馴染みな
祐天寺 浩美さんのユニットであるMPMの曲。
素晴らしく恰好良いノリですね。
4thMIXの緩い判定だからできるとも言えますが
激しい交互連打譜面が雰囲気を益々盛り上げています。
フィルインも良いので譜面も自然と悦に入れる物になっています。
イジらなくても良い譜面のお手本ですね。
LOGICAL DASH
下品ではないけど莫迦(褒め言葉)という
ハッピーサウンド(ハピコとはちょっと違う)。
譜面が莫迦(褒め言葉)なリズムをそのまま叩かせる物になっているので、
緩い判定に任せて一度叩ける様になってしまうと
この莫迦(褒め言葉)が伝染りそうなぐらいのめり込んでしまう
これまたイジり様のない秀逸な譜面です。
ANOTHER譜面は神業の領域だと思いますが…。
今思えばdj TAKAさんのゲロムズ譜面の元祖みたいな感じはしますね。
Drunk Monky
ヒロシワタナベ氏によるミニマルテクノ。
あまりコアさのない、むしろ爽やかな感じすらする内容ですが
途中でリズムの表裏がひっくり返ったりする辺り
完全にゲーム向けに針を振って作ったのかもしれません。
ところでこの曲もWEIGHTED ACTION同様困ったエピソードがありまして、
同様のPS版の特定ロットで、ANOTHER譜面で叩く音が
伴奏で鳴ってしまって音が変になる(倍音干渉)というバグがありました。
何かヒロシワタナベ氏に怨みでもあるんでしょうか(爆)。
それにしてもそのANOTHER譜面はイっちゃってます。狂い過ぎ。
ska a go go、super highwayに続く衝撃譜面です。
SPACED OUT
何故かbeatmaniaの隠し曲は地味な物が多い気がするのですが、
その代表選手です。
渋いし途中で倍速ビートっぽくなるしと、
実に私好みの曲で世間では忘れられた一曲の一つだと思います。
あまりイジり所はないのですが、
たまにはまったり叩くのも良いと思いますし。
peace-out
これまた地味な隠し曲で
しかもディープハウスというコアなジャンルで私向けバリバリなのに
何故か結構隠れファンが居る様です。
なかなかおもしろい譜面構成になっているからなのか、
ちょうど癒しブームの始まりの頃だったからなのか、
このカッチョエエベースと途中のブレイクのせいなのか、
dj nagureo氏の曲だからという意味だけの事なのか、
理由はあまり良く分かりません。
ちなみにⅢの方でエフェクトをかけると楽しい曲の一つです。
常識的な掛け方なら何をやっても恰好良くなります。
deep in you
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