広い部屋やホール、トンネル、あるいは風呂の中で起きる、
残響を電気的にシミュレーションするエフェクト。
初代シリーズのエフェクターはこれ。
とりあえず掛けるだけで雰囲気が出る、お手軽なエフェクトです。
基本的には全体に掛ける物で、あまり単体には掛けません。
伴奏音に掛け過ぎな程かけて、演奏音に全く掛けないと言った手法もありますが、
beatmania プレイ曲中にはあまり効果的な例がありません。
TYPE1のデフォルト設定です。
同じ楽器を同時に複数演奏いる状態を再現するエフェクト。
厚みが増して左右に広がった様な音になります。
よく使われるエフェクトの一つで、
薄い音でも簡単にリッチなサウンドに変身させてしまいます。
あらゆる音色に応用が利きますが、
変にかけ過ぎると、原理上ちょっと音痴になってしまったり
うねる様な音になったりしますので、注意が必要です。
単独の音色にしばらく掛け続けるのが普通。
混じっている音には避けた方が無難です。
簡単に言えば、山彦をシミュレーションするエフェクトです。
元の音と同じ音を少しづつ音量を下げながら何回か鳴らす仕組み。
掛けっぱなしでも響く感じがそれなりに出ますが、
スクラッチ音等に局所的に掛けるとバッチリ決まる所もあります。
但し、反響の間隔が曲のテンポに合っていないと気持ちが悪いため、
ゲーム中に即興で使うにはなかなか難しいエフェクトです。
TYPE2のデフォルト設定です。
こういった名前のエフェクトは一般的にはありませんが、
聞いた感じでは音を広い空間で鳴っている様に聞かせる物の様です。
原音を元に新しい音の成分を作り出して加える、と言う物です。
高い成分を加えて音にメリハリとくっきり感を与えるエンハンサーと
低い成分を加えて低音を増加させるサブベースの 2種類がありますが、
これでは掛けられる範囲が広いのでどちらにも使える様です。
名前でなんとなく想像が付くかもしれませんが、
低域の音量を上げるエフェクトです。
手っ取り早く迫力を出すのに最適ですが、やり過ぎは禁物。
音量を周期的に変化させるエフェクトです。
こういった音を周期的に変化させるエフェクトは
自然界の音の微妙な揺らぎの再現を目的としているのですが、
これはその中で最も原始的なもので、
非常にシンプルではありますが独特の味が出せます。
長く持続する音に弱く掛けて使うのが一般的ですが、
変化する音量を極端に大きくすると、スライサーと呼ばれるエフェクトに近くなり、
音がブツブツ切れて違うリズムの様に聞える効果が得られます。
これは音の左右の位置を周期的に変化させるエフェクトですが、
どうもここではロータリースピーカーシミュレーターになっている様です。
ロータリースピーカーとは、スピーカーのコーンの部分を
モーターで前後にぐるぐる回転させる特殊なスピーカーで、
回転が生み出すドップラー効果(救急車の通過時の音の変化の様な)によって
音量と音程が同時に変化する独特の音が出ると言う、
機械式エフェクターの一種です。
背後で全体を包んでいる様な音色に回転速度をゆっくりにしてかけるか、
メロディ用の音色に回転速度を上げて掛けるかのどちらかが有効です。
非常に説明のしにくいエフェクト:その 1。
音は簡単に言うと空気の波で、波であるが故に
複数の音がぶつかると、混じるだけでなく打ち消し合う性質もあります。
この打ち消し具合によってはおもしろい音が生まれたりするのですが、
フェイザーは、元の音にタイミングを一瞬だけずらして同じ音を鳴らし、
そのずれるタイミングを周期的変化させて打ち消しを行います。
このエフェクトを掛けると、フワフワ揺らいだ独特の音になります。
非常に説明のしにくいエフェクト:その 2。
原理はコーラスと同じで、うねりや重ねるタイミングが違います。
かけるとシュワシュワというジェット機が飛んでいく様な音にも似た感じの
少し不思議なうねりが付くエフェクトだとだけ覚えておいてください。
派手な効果が出るため、
スポットで掛けるエフェクトとして最もお手軽ですが、
薄い効果を長く掛けるのも手法の一つ。
この場合は、両方のパラメーターは相当下げ気味にするのがセオリーです。
ⅡDX の KEY CONTROL と同じ物です。
これを上下すると、カラオケのキー調整と同じ様に
全体の音が上がったり下がったりします。
ゲーム中ではかなり使い所の難しいエフェクトですが、
メロディではなく効果音に使って、
全く雰囲気の違う音にしてしまう用法等が考えられます。
こういう名前のエフェクターは聞いた事がありませんが、
音を聞くと、原音のお尻の部分の音の高さをフラフラと下げていく、
名前通り少し泣いている様な印象の音にするエフェクトの様です。
原理は、フィードバック付きのピッチシフターではないかと思われます。
フィードバックとはエフェクトを掛けた音に、もう一度エフェクトを掛け直す
回り道のことで、これにより遅らせながら何度も音の高さを下げる訳です。
これは、ほぼ効果音専用です。
非常に説明のしにくいエフェクト:その 3。
このエフェクトの原理を易しく説明することはおろか
どういう物なのかを例える事も難しいため、
これを通すと何か鐘を叩いた様な金属的な音になるとだけ覚えておいてください。
エレクトリックピアノ系の音色に時々使われています。
聞けば「あぁこの音なんだ」と気付く人も居るかもしれません。
基本的には単一楽器に掛けますが、
電子ドラム音がメインの曲全体にポンポン掛けてもおもしろいでしょう。
音はいろいろな高さ音の集まりです。
当たり前の事の様な話ですが、これは例えピアノがドの音を鳴らしただけでも
そこにはいろいろな音が含まれていると言う意味です。
この組み合わせの違いが各音色の特徴を作り出しているのですが、
その成分の一部を削り取って別の音に変えてしまうのがフィルターです。
そのうち、高い音を削って低い音を出す、つまりローをパスするのが
このエフェクトになります。
エフェクトと言うよりも大半のシンセサイザーの基本機能であり、
音色作りの肝を担っています。
テクノの盛り上げ部分でよくある、こもった音から明るい音へ変化する演出は、
これを操作して作られています。
ツマミを操作する楽しみが最も分かりやすいエフェクトです。
これはローパスフィルターの逆、
つまり高い音を通して低い音を削ります。
バッサリ低域を切って安いスピーカーで鳴らした様な音は、
場面変化を強調するのに効果的です。
通常はアイソレーターと呼ばれるエフェクト。
特定の高さの音だけを削り取るフィルターの様な物で、
ここでは高・中・低の 3段階切り替え式。
カット量の調整はできず、切るか切らないかだけを設定します。
DJ が曲繋ぎの間をスムーズにするために
から不要な部分をカットする用途に使われるのですが、
ゲーム中ではフィルターの代わりに使う以外は少々困難です。
フィルター系のパラメーターの一つとして出ていますが、
こちらのエフェクターの素性は良く分かりません。
設定周波数のみ強調するピーキングフィルターとに似ていますが、
強調する基準が音量にある様でちょっと違う物の様です。
とにかく、掛けるとウニャウニャした癖が付きます。
メロディを担当している単一の音色に掛けるのがお奨め。
スピーカーやヘッドホンの音量や
アナログ録音する時の入力音量を上げ過ぎたりしたために
音が濁って歪んでしまった経験がある人もおられると思いますが、
その音が歪んだ状態をわざと作り出すエフェクトです。
「何故わざわざ歪ませるんだ?」と尋ねられると返答に困ってしまいますが、
「その音が恰好良いから」としか言えません。
ロックのエレキギターの「ギャーン」と言う音を始めとして、
ドラムやキーボードの音を少しノイズっぽくしてみたり、
現在はありとあらゆるジャンルで様々なで使われており、
無くてはならないエフェクターの筆頭です。
アナログレコードから鳴らした状態をシミュレートするエフェクトです。
CD や電子ファイルで行う DJ プレイが広まっていますが、
まだアナログレコードを使う人も多数存在しその音が認めら続ける今、
その雰囲気を他の媒体でも取り込んでしまおうと言うのがこれ。
本格的な専用エフェクターでは
回転ムラや音色の変化までも含む緻密なシミュレートを行いますが、
これに搭載されている物はレコード再生時のノイズを添加するだけの
シンプルな物です。