月見酒(MINT's World)

リバーブ(REVERB)

広い部屋やホール、トンネル、あるいは風呂の中で起きる、
残響を電気的にシミュレーションするエフェクト。
初代シリーズのエフェクターはこれ。
とりあえず掛けるだけで雰囲気が出る、お手軽なエフェクトです。
基本的には全体に掛ける物で、あまり単体には掛けません。
伴奏音に掛け過ぎな程かけて、演奏音に全く掛けないと言った手法もありますが、
beatmania プレイ曲中にはあまり効果的な例がありません。 TYPE1のデフォルト設定です。

ツマミ 1 残響時間
どのぐらい強く長く響くかを調節します。
大きくする程大きな空間で鳴らした様な音になります。
部屋→ライブハウス→大ホールの様な感じですね。
ツマミ 2 効果音と原音のバランス
元々の音に残響音をどれぐらい混ぜるかを調節します。
大きくした方が判りやすくなりますが、あまりにも大きくし過ぎると
ボワボワと響き過ぎた妙な音になってしまいます。

コーラス(CHORUS)

同じ楽器を同時に複数演奏いる状態を再現するエフェクト。
厚みが増して左右に広がった様な音になります。
よく使われるエフェクトの一つで、
薄い音でも簡単にリッチなサウンドに変身させてしまいます。
あらゆる音色に応用が利きますが、
変にかけ過ぎると、原理上ちょっと音痴になってしまったり
うねる様な音になったりしますので、注意が必要です。
単独の音色にしばらく掛け続けるのが普通。
混じっている音には避けた方が無難です。

ツマミ 1 効果の早さ
このエフェクトは、元の音に音の高さを周期的に変えた音を重ねる
と言う原理なのですが、その周期の早さを調節します。
具体的には 50ぐらいで一般的なコーラスエフェクトの雰囲気、
下げる程あっさりした効果になり、
上げる程ウニャウニャしたちょっと不思議な音になります。
ツマミ 2 効果音と原音のバランス
元々の音に処理した音をどれぐらい混ぜるかを調節します。
判り易い一発ネタなら大きめ、厚み増加に使うなら小さめで。

ディレイ(DELAY)

簡単に言えば、山彦をシミュレーションするエフェクトです。
元の音と同じ音を少しづつ音量を下げながら何回か鳴らす仕組み。
掛けっぱなしでも響く感じがそれなりに出ますが、
スクラッチ音等に局所的に掛けるとバッチリ決まる所もあります。
但し、反響の間隔が曲のテンポに合っていないと気持ちが悪いため、
ゲーム中に即興で使うにはなかなか難しいエフェクトです。
TYPE2のデフォルト設定です。

ツマミ 1 山彦の間隔
反響音の鳴る間隔です。
本来は曲のテンポに合わせて恰好良くなる間隔に調整するのですが、
参考になるものが耳しかないので大変です。
こだわりが無ければ 50前後に設定すると無難な音になります。
ツマミ 2 山彦の返し回数と反響音と原音のバランス
反響音の音量とその反響回数が連動して変化します。
ずっと掛ける続けて響きを得るなら小さめ、
ここ一発での利用ならある程度大きめで。

ディメンジョン(DIMENSION)

こういった名前のエフェクトは一般的にはありませんが、
聞いた感じでは音を広い空間で鳴っている様に聞かせる物の様です。

ツマミ 1 効果の早さ
コーラスと同じ様に音を周期的に変化させた物を重ねているので、
その周期の早さを調節するツマミが 1になっています。
広がり方が変わりますが、掛ける音によって相性がある様です。
ツマミ 2 トーンコントロール
コンポやラジカセに時々付いているトーンツマミと同じ物です。
数値を下げれば暗くこもった音、上げれば明るいシャリシャリした音になります。

エキサイター(EXCITER)

原音を元に新しい音の成分を作り出して加える、と言う物です。
高い成分を加えて音にメリハリとくっきり感を与えるエンハンサーと
低い成分を加えて低音を増加させるサブベースの 2種類がありますが、
これでは掛けられる範囲が広いのでどちらにも使える様です。

ツマミ 1 感度
効果の強さを調節するツマミです。
積極的に強調したい音があるなら 100、単なる音質調整なら 50〜100の間で。
ツマミ 2 強調する周波数帯
効果を与える音の高さを調節します。
数値を低くするとベース等、中間ならメロディ関係、
高くするとドラム等のリズム類に効果が出ます。

ボリュームベース(VOLUME BASS)

名前でなんとなく想像が付くかもしれませんが、
低域の音量を上げるエフェクトです。
手っ取り早く迫力を出すのに最適ですが、やり過ぎは禁物。

ツマミ 1 不使用
何も割り振られていません。
ツマミ 2 増幅量
どのぐらい低音増やすかです。
曲によっては最初から低音が強い物もあり、
あまり上げると音が割れてムチャクチャになるので注意。

トレモロ(TREMORO)

音量を周期的に変化させるエフェクトです。
こういった音を周期的に変化させるエフェクトは
自然界の音の微妙な揺らぎの再現を目的としているのですが、
これはその中で最も原始的なもので、
非常にシンプルではありますが独特の味が出せます。
長く持続する音に弱く掛けて使うのが一般的ですが、
変化する音量を極端に大きくすると、スライサーと呼ばれるエフェクトに近くなり、
音がブツブツ切れて違うリズムの様に聞える効果が得られます。

ツマミ 1 効果の早さ
どれぐらいの周期で音量を変化させるかを調節します。
ある程度テンポを考慮して設定しないと合わなくなります。
なお、スライサー効果を狙っている場合は、
鳴らしながら変化させてもおもしろい効果が出ます。
ツマミ 2 効果の深さ
どれぐらい音量を変化させるかを調整します。
狙う効果によって大小を決めましょう。

オートパン(AUTO PAN)

これは音の左右の位置を周期的に変化させるエフェクトですが、
どうもここではロータリースピーカーシミュレーターになっている様です。
ロータリースピーカーとは、スピーカーのコーンの部分を
モーターで前後にぐるぐる回転させる特殊なスピーカーで、
回転が生み出すドップラー効果(救急車の通過時の音の変化の様な)によって
音量と音程が同時に変化する独特の音が出ると言う、
機械式エフェクターの一種です。
背後で全体を包んでいる様な音色に回転速度をゆっくりにしてかけるか、
メロディ用の音色に回転速度を上げて掛けるかのどちらかが有効です。

ツマミ 1 効果の早さ
スピーカーの回転速度、すなわち音の変化の早さを調節します。
ツマミ 2 処理音と原音のバランス
元々の音にエフェクト音をどれぐらい混ぜるかを調節します。
このエフェクトではかなり大きめの方が雰囲気が出ます。

フェイザー(PHASER)

非常に説明のしにくいエフェクト:その 1。
音は簡単に言うと空気の波で、波であるが故に
複数の音がぶつかると、混じるだけでなく打ち消し合う性質もあります。
この打ち消し具合によってはおもしろい音が生まれたりするのですが、
フェイザーは、元の音にタイミングを一瞬だけずらして同じ音を鳴らし、
そのずれるタイミングを周期的変化させて打ち消しを行います。
このエフェクトを掛けると、フワフワ揺らいだ独特の音になります。

ツマミ 1 うねりの早さ
どのぐらいの周期で打ち消し合うかの調節です。
あまり早くしない方がそれっぽくなります。
10以下に設定するとかなりゆっくり音色が変わり、
良い雰囲気が出せます。
ツマミ 2 癖の強さ
上げると少しキーンとした耳に付く音が増えます。
音色によって合う癖の量が違うので、
50以上の範囲でいろいろと動かしてみると良いでしょう。

フランジャー(FLANGER)

非常に説明のしにくいエフェクト:その 2。
原理はコーラスと同じで、うねりや重ねるタイミングが違います。
かけるとシュワシュワというジェット機が飛んでいく様な音にも似た感じの
少し不思議なうねりが付くエフェクトだとだけ覚えておいてください。
派手な効果が出るため、
スポットで掛けるエフェクトとして最もお手軽ですが、
薄い効果を長く掛けるのも手法の一つ。
この場合は、両方のパラメーターは相当下げ気味にするのがセオリーです。

ツマミ 1 うねりの早さ
いかにもフランジャーっぽくするなら 10以下で OK。
これ以上早くすると変な音になるだけで感じは出ません。
ツマミ 2 うねりの量
50以上にすると意味不明な音になってくるので、
25前後で調節するのが基本です。

ピッチシフター(PITCHI SHIFTER)

DX の KEY CONTROL と同じ物です。
これを上下すると、カラオケのキー調整と同じ様に
全体の音が上がったり下がったりします。
ゲーム中ではかなり使い所の難しいエフェクトですが、
メロディではなく効果音に使って、
全く雰囲気の違う音にしてしまう用法等が考えられます。

ツマミ 1 音程の変化量
そのまんまですが、1変化辺りどれぐらい音程が変わるのか
解明できてないのでまだ自分も扱えていません。
ツマミ 2 トーンコントロール
コンポやラジカセに時々ついているトーンツマミと同じ物です。
数値を下げれば暗くこもった音、上げれば明るいシャリシャリした音になります。

ステップクライ(STEP CRY)

こういう名前のエフェクターは聞いた事がありませんが、
音を聞くと、原音のお尻の部分の音の高さをフラフラと下げていく、
名前通り少し泣いている様な印象の音にするエフェクトの様です。
原理は、フィードバック付きのピッチシフターではないかと思われます。
フィードバックとはエフェクトを掛けた音に、もう一度エフェクトを掛け直す
回り道のことで、これにより遅らせながら何度も音の高さを下げる訳です。
これは、ほぼ効果音専用です。

ツマミ 1 音程の変化速度
ゆっくりにすれば泣きが入った感じに、早くすれば効果音的な音になります。
速度によって全く違う感じになるので、いろいろ試す価値があります。
ツマミ 2 音程の変化量
どれぐらい音が下がっていくかを調節します。
あまり大きいと何が何だか分からなくなるので、
速度に関わらず 50以下に留めて置く方が良いと思います。
また、かなり小さい変化も有効かもしれません。

リングモジュレーター(RING MODULATER)

非常に説明のしにくいエフェクト:その 3。
このエフェクトの原理を易しく説明することはおろか
どういう物なのかを例える事も難しいため、
これを通すと何か鐘を叩いた様な金属的な音になるとだけ覚えておいてください。
エレクトリックピアノ系の音色に時々使われています。
聞けば「あぁこの音なんだ」と気付く人も居るかもしれません。
基本的には単一楽器に掛けますが、
電子ドラム音がメインの曲全体にポンポン掛けてもおもしろいでしょう。

ツマミ 1 モジュレーションソース周波数?
説明するとこんな物になってしまうのですが、
とにかく小さい程低い響き、大きい程高い響きの金属音になります。
よくあるリングモジュレーターの音は 60〜85辺りになります。
ツマミ 2 処理音と原音のバランス
エフェクト処理した音をどれぐらい原音に混ぜるかを調節します。
たくさん混ぜたからと言って金属的に聞える訳ではなく、
原音との絶妙な混ざり具合が金属的響きを生み出します。
通常 50以下が正解です。

ローパスフィルター(LOW PASS)

音はいろいろな高さ音の集まりです。
当たり前の事の様な話ですが、これは例えピアノがドの音を鳴らしただけでも
そこにはいろいろな音が含まれていると言う意味です。
この組み合わせの違いが各音色の特徴を作り出しているのですが、
その成分の一部を削り取って別の音に変えてしまうのがフィルターです。
そのうち、高い音を削って低い音を出す、つまりローをパスするのが
このエフェクトになります。

エフェクトと言うよりも大半のシンセサイザーの基本機能であり、
音色作りの肝を担っています。
テクノの盛り上げ部分でよくある、こもった音から明るい音へ変化する演出は、
これを操作して作られています。
ツマミを操作する楽しみが最も分かりやすいエフェクトです。

ツマミ 1 カットオフ周波数
音を削る高さの基準位置を調節します。
100にすると元の音と同じ、0にすると低音以外ほとんど何も聞えなくなります。
演奏中にこのツマミを動かすといかにもなサウンドが楽しめます。
ツマミ 2 癖の強さ
基準位置付近の音を強調具合を調節します。
レゾナンスと呼ばれる物です。
派手に上げるとウニョウニョした楽しいサウンドになりますが、
上げ過ぎはキンキンして耳が痛いだけなので控えめな値が基本。
0にすると一切強調しなくなり、綺麗な変化を作る事ができます。

ハイパスフィルター(HIGH PASS)

これはローパスフィルターの逆、
つまり高い音を通して低い音を削ります。
バッサリ低域を切って安いスピーカーで鳴らした様な音は、
場面変化を強調するのに効果的です。

ツマミ 1 カットオフ周波数
音を削る高さの基準位置を調節します。
0にすると元の音と同じ、100にすると高音以外ほとんど何も聞えなくなります。
ローパスフィルターと違って演奏しながら動かすのではなく、
掛け始めと掛け終わりが滑らかになる様に補助するのが主な役割です。
ツマミ 2 癖の強さ
ローパスと同じレゾナンス調整です。
基本的には 0で強調せずに使います。

エクストリーム・イコライザー(EXTREAM EQ

通常はアイソレーターと呼ばれるエフェクト。
特定の高さの音だけを削り取るフィルターの様な物で、
ここでは高・中・低の 3段階切り替え式。
カット量の調整はできず、切るか切らないかだけを設定します。
DJ が曲繋ぎの間をスムーズにするために

  • シンバル等(高い音)
  • メロディ部等(中程の音)
  • ベース等(低い音)

から不要な部分をカットする用途に使われるのですが、
ゲーム中ではフィルターの代わりに使う以外は少々困難です。

ツマミ 1 カット方法
0か 100の 2択式。
0でツマミ 2で設定する音域をカット、100で逆に設定音域以外をカットします。
ツマミ 2 効果音域
30か 60か 90かの 3択式。
30で低域、60で中域、90で高域の音にツマミ 1で設定した効果を与えます。

レゾナンス(RESONANCE)

フィルター系のパラメーターの一つとして出ていますが、
こちらのエフェクターの素性は良く分かりません。
設定周波数のみ強調するピーキングフィルターとに似ていますが、
強調する基準が音量にある様でちょっと違う物の様です。
とにかく、掛けるとウニャウニャした癖が付きます。
メロディを担当している単一の音色に掛けるのがお奨め。

ツマミ 1 癖を付ける中心となる周波数
フィルター系のカットオフ周波数と同じです。
中音から高音の部分を強調する方が映えます。
ツマミ 2 効果基準音量?
とにかく 50〜100の範囲で効果の掛かり方が変わります。
何が変わるのかは解明できていません。

ディストーション(DISTORTION)

スピーカーやヘッドホンの音量や
アナログ録音する時の入力音量を上げ過ぎたりしたために
音が濁って歪んでしまった経験がある人もおられると思いますが、
その音が歪んだ状態をわざと作り出すエフェクトです。
「何故わざわざ歪ませるんだ?」と尋ねられると返答に困ってしまいますが、
「その音が恰好良いから」としか言えません。
ロックのエレキギターの「ギャーン」と言う音を始めとして、
ドラムやキーボードの音を少しノイズっぽくしてみたり、
現在はありとあらゆるジャンルで様々なで使われており、
無くてはならないエフェクターの筆頭です。

ツマミ 1 歪み具合
どのぐらい音を潰して歪ませるかを調節します。
過激に行くなら 70ぐらいでも OK ですが、30程度のマイルドな歪みもまた使えます。
ツマミ 2 トーンコントロール
コンポやラジカセに時々ついているトーンツマミと同じ物です。
数値を下げれば暗くこもった音、上げれば明るいシャリシャリした音になります。

ローファイ(LO-FI EFFECT)

アナログレコードから鳴らした状態をシミュレートするエフェクトです。
CD や電子ファイルで行う DJ プレイが広まっていますが、
まだアナログレコードを使う人も多数存在しその音が認めら続ける今、
その雰囲気を他の媒体でも取り込んでしまおうと言うのがこれ。
本格的な専用エフェクターでは
回転ムラや音色の変化までも含む緻密なシミュレートを行いますが、
これに搭載されている物はレコード再生時のノイズを添加するだけの
シンプルな物です。

ツマミ 1 レコードノイズ音量
どのぐらいノイズを混ぜるか、です。
筐体が置かれている場所の状態で変わりますが、
分かりやすくするなら盛大に混ぜてしまっても良いと思います。
ツマミ 2 トーンコントロール
コンポやラジカセに時々ついているトーンツマミと同じ物です。
数値を下げれば暗くこもった音、上げれば明るいシャリシャリした音になります。
このエフェクト場合は、50〜70程の少し高音を削った状態にすると、
古いスピーカーで鳴らしている様な音になって、効果的です。
2006年6月30日
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