2009年2月作製。 サブと実験機を置き換えるために勢いで導入した NEC「Express 5800/110Gd」2台が意外にジャジャ馬で用途に合致しなかったため、 さらに勢いで導入したクアッドコア試験機 2台から弾き出されたパーツとの組み合わせで生まれたマシンです。 よって、構成は初期型の自作四号機と「Express5800/110Gd(N8100-1279Y)」改 (type D) の 合いの子になっています。
用途は実験と予備で、主に Windows Vista x64 Ultimmate の実験とプリントサーバー、DVD 焼き用途で使用中。 また、静粛性・デザイン性・省エネルギー性・安定性にも気を遣い、十分なバランスを取りました。 出来は申し分無く、かなり長い間この地位に収まり続けるはずです。 特に静粛性には特筆すべき物が有り、唯一音漏れしがちな左サイド後方を上手に耳の方向から外すと、本当に動作音がほぼ聞こえなくなります。
ただ、2009年9月末に、より手元に近い自作五号機で Windows7 を発売後即導入してしまったので、早くも存在意義の半分を失ってしまった感はして来ています。
常用ではないので、デスクトップは至ってシンプルそのもの。 画面を広げて文字を小さくする意味も無いので、接続している EIZO「FlexScan S2231W-EBK」最高解像度の 1680×1080 ではなく 1280×800 を使っています。
| NAME | P5Q-E with Wolfdale feat. HD 3470 64bit Edition |
|---|---|
| TYPE | 自作 PC/AT 互換機 |
| MOTHER BOARD | ASUSTeK「P5Q-E」 |
| CPU | Intel「Core™ 2 Duo E8400(Wolfdale 3GHz × 2)」 |
| CPU COOLER |
|
| RAM | 8GB(PC6400(DDR2-800)LT=5,5,5,18 DDR2 SDRAM 2GB × 4) (CFD「W2U800CQ-2GL5J」(Elixir チップ)) |
| GRAPHIC | SAPPHIRE「HD 3470 256MB GDDR3 PCI-E」 |
| FDD | Owltech「FA404MX(B)」 |
| SATA SSD | OCZ Technology「Vertex 120GB OCZSSD2-1VTX120G」 |
| SATA HDD | Seagate「Barracuda 7200.10 ST380815AS」 |
| Compact Flash | SILICON POWER「SP016GBCFC200V10」× 4 |
| DVD-Multi Drive | PIONEER「DVR-216DBK/MP」 |
| HDD CASE | AREA「IS350エンクロージャー SD-IS350EU2-BK」 |
| ATX CASE | Antec「SONATA Plus 550」 |
| KEYBORD | SCYTHE「PURE KEYBOARD 2 SCKB05-BK(黒)」 |
| MOUSE | サンワサプライ「Smart Lage Oval Mouse MA-83HW」 |
| POWER UNIT | Antec「NeoPower Neo HE 550(ケース附属)」 |
| DISPLAY | EIZO「FlexScan S2231W-EBK」 |
Wolfdale 3GHz デュアルコアです。
自作六号機の CPU 選定に当たって、手持ちの
の三つを比較した結果、これを使っています。 Windows Vista が Pentium Dual-Core E2140 でも十分満足に動くことが分かっていましたが、Core 2 Duo E8400 が、45nm プロセスの優位性に因って他二つと全動作条件下において消費電力や発熱にほとんど差が無いため、他を採用する理由は有りませんでした。 本当に良くできています。
「ブランドメモリ程の物は不要だけど、バルクよりは遥かにマシ」という中庸なラインで、UMAX と人気を二分した DDR2-800 メモリです。 64bit OS のために積めるだけ積むには、ちょうど好い選択肢です。
黒ベゼルのフロッピーディスク & マルチカードリーダーコンボドライブです。 xD メモリカードを使う人なので、xD 対応の新型を選択。
普段使う PC に取り付けると、アホみたいな数のドライブレターを食われるので使っていなかったマルチカードリーダーですが、「実験機はいろいろと便利にしておこう」と導入する事にしました。 嬉しい事に、このドライブではその懸念が払拭されていて、
の三つしか食わない様になっています。
一方、取り付け用のネジ穴の配置に問題が有り、底面の穴はネジ山が切られていません。 自作六号機用に用意したケース Antec「SONATA Plus 550」の 3.5インチオープンベイは、底面からしかネジを締め付ける事ができず困りました。 何とかしてナットを組み込む方法が使えなくもなさそうですが、結局タッピングネジをドライブが動かなくなる程度にまで食い込ませる方法で取り付けています。 一往、その取り付け方でもフロントマスクとの面は合いました。
このドライブのコンパクトフラッシュスロットを大いに活用して、Windows Vista 標準添付ソフトで SILICON POWER「SP016GBCFC200V10」にファイルのバックアップを取っています。 これはお手軽。
散々プチフリーズ持ち製品のリリースが続いた OCZ 製の SSD で、遂に本命と云われた代物。 Indilinx 製コントローラーと 64MB のキャッシュメモリを持ち、MLC でもプチフリーズを起こらない物を狙っています。 リリースがズルズルと遅れ続けて心配しましたが、前評判通りの MLC 離れしたランダムアクセス性能を叩き出しており、実効性能にも優れていて今の所とても満足しています。
| Crystal Disk Mark 2.2 テスト結果 | ||
|---|---|---|
| 単位:MB/s | ||
| 条件 | Firmware R.1130 | Firmware Ver.1.5(Wiper 直後) |
| Sequential Read | 237.826 | 223.649 |
| Sequential Write | 140.824 | 137.140 |
| Random Read 512KB | 159.269 | 157.694 |
| Random Write 512KB | 104.648 | 109.118 |
| Random Read 4KB | 24.786 | 24.766 |
| Random Write 4KB | 7.919 | 10.439 |
一度、コントローラーが飛んでフォーマットどころか領域確保ができなくなった事が有りますが、原因はアクセスが集中した状態の時にそのまま再起動させてしまったためだと思われます。 ハードウェアのドライバーのインストールした後の再起動前に Windows が復元ポイントを作成しますが、この書き込みが間に合わないうちに再起動されてしまった様です。 幸いにもこの製品にはジャンパ設定でファームウェア更新専用モードが付いており、これでファームウェアを書き直す事で復旧しました(セクターは全部白紙に戻りましたが)。
ファームウェアと言えば、この機種はファームウェアのバージョンで書き換え方法がコロコロ変わった上に、フォーラム掲示板上でチョロチョロ公開されるという分かっている人向けな方法を取ってるため、やはりまだ人柱向けな所が強くなっています。 そのうちこなれてきて、サポートもまともになって行くと思いますが…
なお、SSD の運用方法などについての考察は、別ページにまとめてあります。
NEC「Express5800/110Gd」に標準搭載されていた
というスペックの HDD。 容量に依ってプラッタなどが違うので、詳しい仕様が分からなくなっています。
同じ「Express5800/110Gd」のもう片方に搭載されていた HGST「Deskstar 7K160 HDS721680PLA380」とのコンペで静粛性・速度・消費電力の全てに勝利し、「Express5800/110Gd」本体を手放した後も "微妙な低容量" を買ってバックアップ用 HDD として採用しました。 完全に物置として使っているので、外付けケースに収めた上で普段は通電も接続もしていません。
DVD-RAM に偏り過ぎていたうちに於いて、DVD-R や DVD-RW を安定して焼くためにどうしても必要だったドライブ。 DVD 系メディアを確実に焼けるのは、うちではこの PC だけです。
ストレージを、普段は「Vertex 120GB OCZSSD2-1VTX120G」だけで運用し、「Barracuda 7200.10 ST380815AS」はバックアップ用としたので用意した、HDD 外付けケース。 IDE デバイスの事を気にして SATA との両用タイプ、しかも PC に接続する側も eSATA と USB2.0 の両用にもなっているという、相当な冗長っぷりです。 冷却機構は筐体が金属製である事のみですが、常時通電用途ではないので静粛性も考えてあえてこの仕様にしています。
ただ、誠に相性が厳しい事で悪名高い eSATA 規格。 残念ながらASUSTeK「P5Q-E」でも認識が巧く行かず、USB2.0 で我慢しています。
「Windows Vista には DirectX 10 ネイティブ対応の物を」と考え、効率が今一つな GeForce 8x000、性能が未知数な上にローエンド品が揃っていない GeForce 9x00 を避け、久々に GeForce 以外からの選定に。 HD3x00 系は消費電力が下がっているとの話が在り、チップはガチガチのローエンドである HD 3450 よりも少しだけ +α が望めそうな HD 3470 としました。 元々は「Express5800/110Gd(N8100-1279Y)」改 (type D)用だったので、ATi 系は PCI Express X4 での使用でも性能のダウンが少ないらしい点も選定理由の一つです。
期待は叶い、新しい消費電力削減機構「PowerPlay™」に因るものか、ドライバの支援がある状態で何もしていない時は 7W 程度の消費電力になりました。 ファンレスでも春の時期に 40℃台で落ち着くとは、発熱の低さもかなりの物。 一方、性能については「GDDR3 を奢られている割にメモリアクセスが遅い」等の理由から、2D で今一つな傾向が見られ、あまりパッとはしない様です(比較ベンチマークテスト参照)。 しかし、Aero Glass をフル稼働にしていても目に見えて引っ掛かる様子は無く、Google Earth や WorldWide Telescope 程度ならこのボードが足を引っ張っている様には見えないため、Windows Vista 以降の一般用途なら悪くない選択肢だろうと思っています。
Arvel「DPKF2PMT」が 2010年7月に使用開始 1年半弱で自然に壊れてしまったため、急遽安く買ってきたピンチヒッター。 それと同じ様なキーボードが市場に存在しなくなっているため、仕方なく極々普通のメンブレン式廉価キーボード(しかも相変わらず PS/2)を使う事にしました。 と言っても、2008年モデルのこの製品には付加価値として排水機構が有るので、もしもの時には役立ってくれる事でしょう。 打鍵感は、ストロークは軽めなのですが押し切った時のリアクションが固いので、どうにも落ち着きが無い印象を受けます。
色は購入した黒の他に、白と「DPKF2PMT」に似た銀が在るのですが、銀は流通在庫のみになっていて店頭で無い事もなかったのですが安く買えなかったので、なし崩し的に黒になりました。
何となくデザインだけで選んだ光学式のマウス。 クリックボタン部分がフラットなデザインをしたマウスの先駆けの様な存在です。 元は「Express5800/110Gd(N8100-1279Y)」改 (type D)」用として買った物で、使い心地は可も不可も無しという所でしょうか。
個人的には、使用中に赤色 LED の光がちょっと漏れ過ぎではないかと思いますが…。
2009年3月時点でまだ研究中ではありますが、
と言った所です。
真っ先に思い付くメインメモリ搭載量の優位性については、
と、Superfetch に食い潰されているか、Superfetch を切ってガバ空きになっているかの二択しか選べないのではないかと云う状況で、 起動させっぱなしか S3 state での一時電源落としを繰り返していると意味が有りそうですが、それ上に何かはなかなか望めません。 Windows Vista はとりあえず 4GB 有れば動くので、32bit では使えない部分を RAMDRIVE にするのが好かったと云う残念な結論に至ってしまいます。
とにかく、俄コアユーザーにも理解できる程度に平易な言葉に翻訳された技術資料やノウハウに乏しい事が辛く、草の根研究が進んでいないため、とりあえず動かした所からの発展が見えないのが問題です。 Windows XP がしゃぶり尽され過ぎたと言うべきかもしれませんが…。
2007年頃の資料は現在はほとんどアテにならないので、見ての通り生きているまとまった資料はあまり在りません。
すぐに目に付くのは、他でも謂われている
など。 他には、CLaunch の様な別のランチャーを持つと、スタートメニューはクラシックより Vista 標準の方が楽になったりとか…。