Ver.1.0.x から使ってきた Firefox も、ついに 3.0 になった。 その間、あれだけ苦労していた言語の壁は実用レベルになり、アドオンはもはや把握しきれない程の量になり、自動アップデートの使い勝手も向上、今回のメジャーバージョンアップでは軽さまで手に入れてしまった。 アドオンの過剰な多さはある意味深刻で、一定のクラスター以上遠くで使われているアドオンに何が在るのか見通せなくなっていて、却って生産性が落ちている様にすら思える。 きっとまだまだ便利な物が存在すると思うのだが…。
そんなこんなで、未だに空気は玄人向けではある。 日本じゃ、オールインワンの Opera やコンポーネントブラウザ系が楽な状況には変わりがない。 特に Opera は、Ver.9.5 になってレンダリングの癖が若干緩和されているので、使ってみると結構おもしろいと思う。
細かい所では、画像縮小アルゴリズムが優れているのも Opera である。 一見しただけで全然違う(この差は、特に文字やアニメ絵を見ると判り易い)。 実は Firefox も改善が進められているのだが、まだまだ及ばない。Safari は Opera とほぼ同じ。Internet Explorer は…お察しください。 ただの画像表示だけでなく、当サイトも最近対応した lightbox 系の表示で威力を発揮するので、これは実は無視し難い部分である。
まず見た目に関して。ディスプレイが大きくなったのでかなり贅沢な画面の使い方にはなったが、基本コンセプトは昔とあまり変えていない。 Windows XP であってもクラシック表示かつアイコンを Windows 2000 風にしているので、モダンなデザインにすると違和感が強い為だ。
現在のうちのアドオンがどうなっているかと言うと、次の通り。
また、3.0 対応待ちや保留にしている物が以下。
最近まで使っていたが、うちでは廃止した物も在る。 これらは、あくまでもうちで必要無くなっただけで、まだ必要とされる環境は在ると思う。
並べてみるとあまりにも凄い量なので、自分の備忘録も兼ねた解説を次のページとしてまとめた。 正直、「いつも入れるけどこれ何だっけ?」って事が有るのだ…。
スクリーンショットで MineField アイコンになっている点に気付いた人も居るかもしれないが、3.0 から私的ビルドを使ってみることにした。 使っているのは テテのアトリエ 版で、ザッと実験した限りでは何の不具合無く動く様なので、早くも正式採用している。 公式ビルドでも十分に早くなったが、スクロールや画像表示ではもう一歩前進している。
利用にあたって、Firefox が本体と関連付け済のプロファイルフォルダさえ揃っていれば中身をごっそり入れ替えても動く仕組みである事を知っている必要が有るが(あと、細かいバージョンアップが面倒臭い)、その壁を乗り越えるとおもしろいオモチャだろう。 公式版が 3.0 になって内部処理を一部マルチスレッディング化した様なので、「SIMD 命令対応もやってくれれば好いのに」とは思うけど。 それでなくても SIMD 命令は未だに恩恵が微妙なんだから。
なお、3.0 にせずとも、新メインマシンのパワーで相当に早くなっていた。 やはり、マシンの世代交代の威力は大きい。 しかし、Fire Gestures で設定している "右クリック + ホイール" でのタブ切り替えが、Listleaf の様に真にリアルタイムで追随する様になったのは、3.0 にしてからだ。 リリースまでの少しの間だけ 2.0.14 使っていたが、新メインマシンのパワーを以ってしても僅かな引っ掛かりが有った。
これなら、古いマシン程バージョンアップした時に目に見えて早くなっているはずである。
Tweak 系の設定は、ノウハウの蓄積で十分煮詰まった。 まとめて user.js やユーザースタイルシートに記述し、最近ではほとんどこれで済ませている。 最近のマシンに合わせてメモリをやや潤沢に使わせ、一方でサーバーへの接続数は Firefox の制限に従う様にしてある。
アドオンを入れまくると、何かと不具合は出る。 便利にはなるが、競合すれば挙動不審になるし、起動は遅くなるし、そこかしこで引っ掛かる様にはなるし(それでも Firefox 2 の頃より早い)、 私的ビルドでごちゃごちゃやっているのもあるかもしれないが、CPU 利用率が高まったまま戻らなくなって(特定のページ表示時ではなく起動後しばらくしてから)再インストールを余儀なくされたりと、やればやるほど安定させるには苦労が増える。
つまり、シンプルならどうって事は無い。
上で使っているリスト要素の二段組み表示がどう見てもおかしい状態なのは、遂に Internet Explorer 6・7 だけになった。 Firefox と Safari は意図通り、Opera は中にブロック要素が含まれる時にリストマーカーが消える問題がまだ残っているが、パッと見でおかしい状態では無くなった。