月見酒(MINT's World)

GA-EP35-DS4 with Yorkfield feat. 7600GS

コンセプト

古くなった自作二号機を置き換えるため、2008年4月に作製。 長く使える様に気を配ってパーツを選定しています。

元々は Core 2 Duo E8400 機ですが、2009年3月からは PhenomⅡ 940 を使った自作五号機との比較実験とバランス取りのために Core 2 Quad にステップアップ。 不調かつ不足気味なメモリも増強し、その上に高速な SSD まで盛り付けた、うちの伝統であるレスポンス最重要視コンセプトを新世代設計で構築しています。 いづれも、価格が大きく下がったのも転換のきっかけの一つです。

後発の自作六号機の方が同じ Intel 系でもちょっと足回りが優れているにも関わらず、先に買った物をそのままメインとして使い続けている理由は、

  • PC ツナイデント」使わせろ!(PCI 用パラレルポート増設カードも在るけれど)
  • あっちは PCI-Express 2.0 合わせだし…(RADEON HD 3470 で意味が有る訳が無いのに!)

と云う、かなりむちゃくちゃな理由に因ります。

デスクトップ

Microsoft Windows XP Professional SP3 の Luna 無しで、カラーリングは "アイスグリーン" ベースですが、ほとんどの色を微調整した上にアイコンを変更しているので、結果まるで Windows 2000 系の様でそれとも似ても似つかない感じに。 この形は、Windows95 時代からの伝統です。

処理能力の余裕を活用するために、Clear Type を使ったメイリオ系フォントを利用しているので、余計不思議な感じになっているかもしれません。 この変更で以前の様に視認性のためにフォントを大きくする必要性が若干減ったので、フォントサイズはデフォルトのままです。

また、同じ理由から常用マシンとして初めて壁紙を導入しました。 画像は shifted reality より拝借しています。

ベンチマークテスト結果

自作四号機のパーツ構成

NAMEGA-EP35-DS4 with Yorkfield feat. 7600GS
TYPE自作 PC/AT 互換機
MOTHER BOARDGIGABYTE「GA-EP35-DS4
CPUIntel「Core 2 Quad Q9650(Yorkfield 3GHz × 4)」
CPU COOLER
RAM4GB(PC6400(DDR2-800)LT=4,4,4,12 DDR2 SDRAM 2GB × 2)
(G.Skill「PI Black 2GB×2 (F2-6400CL4D-4GBPI-B)」)
GRAPHICELSA「GLADIAC 776 GS 256MB」
SOUND
FDDTOMCAT「TC-FD35M-3B
SATA SSDIntel「X25-E Extreme SATA SSD SSDSA2SH032G1
SATA HDDWestern Digital「WD Caviar® Black™ WD1001FALS
DVD Multi DriveIO-DATA「DVR-AM16CVB
HDD CASE
ADAPTERCentury「IDE活してS-ATA」(IDE→>SATA
ATX CASEAntec「P182」
KEYBORDNEC「PK-KB011
MOUSELogitech「G3 Laser Mouse」
GAME PADGAMETECH「PC ツナイデント
POWER UNITOwltech(Seasonic)「S8 SS-400ES」
DISPLAY

自作四号機のパーツ紹介

GIGABYTE「GA-EP35-DS4」

ヒートシンクやレイアウト、「PC ツナイデント」用のパラレルポートの有無を加味しての選択。

Core 2 Quad Q9650」の電圧調整には GIGABYTE 提供の DYNAMIC ENERGY SAVER (DES)を使っていますが、困った事に時計が1日で 5分も遅れる位タイマーに影響が有ります。 これは NTP でカバーできますが、他にも有効にしていると音声ラインに軽くヒスノイズが乗るので、制作目的の時には切っておく必要が有ります。

もう 1点、オンボードの LAN の動作が不安定で、割と頻繁にネットワークが一瞬切断状態になる事が有ります。 ハブから先には問題が無く、ケーブルを交換しても症状が変わらないので、おそらくマザーボード側の問題でしょう。 さらに同種のチップを使った自作五号機では問題が出ていないので、チップ自体が悪い訳ではなく個体差の可能性も有ります。

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Intel「Core™ 2 Quad Q9650」

価格改定を機会に Core 2 Duo E8400 からスイッチ。 消費電力を考えて Core 2 Quad Q9550S と云う選択肢も有りましたが、前評判が芳しくなく「手動で電圧を調整しても同程度が狙えるのでないか」と考えて、いざと云う時に性能が出る最高クロックの高い方にしています。

Windows XP でも、ウィンドウをパカパカ開いていると 4コアの威力が出る場面が有るには有りますが、やはりタスクの割り振りが良くは無いので暇そうなコアが有っても引っ掛かる時は引っ掛かります。

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Thermalright「SI-128 SE」

トップフロータイプ屈指の名機「XP-120」の流れを組む Thermalright製 CPU クーラーです。 現役のうち 3機でこのヒートシンクを採用する信者っぷりです。

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Noctua「NF-P12-1300」

オーストリアからやってきた、カラーリングが特徴的な 12cm ファン。 2,500円程度と高価ですが、防振マウンターや回転数調整用の抵抗入りケーブルが付いており、セット内容は至れり尽くせり。 ファン自体の出来も素晴らしく、ベアリングからの唸り音をほとんど出さないので、静粛性の確保に大いに貢献しています。

かなり気に入っているので、自作六号機でもヒートシンクと共に全く同じ組み合わせで採用しています。

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Creative「Xmod」

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EDIROL「M-16DX」

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TOMCAT「TC-FD35M-3B」

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Intel「X25-E Extreme SATA SSD SSDSA2SH032G1」

Sequential Read 267.289 MB/s
Sequential Write 127.100 MB/s
Random Read 512KB 215.556 MB/s
Random Write 512KB 133.853 MB/s
Random Read 4KB 20.933 MB/s
Random Write 4KB 9.161 MB/s

Intel 製 SSDSLC 版 32GB モデル。 発売直後に飛び付いたために 79,800円の御祝儀価格で購入したのですが、その 2箇月後には半額以下になるという大暴落を見て愕然としています。 しかし、その性能だけは本物で、SCSI 派の自分を一発で転向させる威力を持っていました。

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Western Digital「WD Caviar® Black™ WD1001FALS」

2008年6月発売直後に即買いに走った HDD

  • SATAⅡ(3Gb/s 転送・NCQ 込み)対応
  • 回転速度 7,200rpm
  • シークタイム未公開
  • 内部転送速度 1,160Mb/s
  • キャッシュ 32MB
  • 1GB(1プラッタ 333GB
Sequential Read 107.260 MB/s
Sequential Write 108.559 MB/s
Random Read 512KB 47.771 MB/s
Random Write 512KB 74.428 MB/s
Random Read 4KB 0.714 MB/s
Random Write 4KB 1.722 MB/s

制馭用にデュアルプロセッサを積んでいるとの宣伝文句と、現行最高プラッタ密度、実売 20,000円割れの価格で注目されたモデルです。 Raptor を発売して以降の Western Digital は、保守的になった他のメーカーに比べて非常に元気が良く、いつか何か買おうと思っていた所で、これは非常に惹かれる製品でした。 このメーカーの HDD の新調は、「Caviar 32500」以来実にほぼ 10年ぶりです。

シーケンシャル読み書きで 100MB/s を突破し、それでいて消費電力はHGST「Deskstar® T7K250 HDT722525DLA380」と同等。 音は、シーク音が高いと云う特徴が有り、響きにくく、また遮音し易い印象。

一方、3プラッタ在る等の理由から発熱量は多め様で、熱対策無しに使うのは辛いかもしれません。 当初、Antec「PC182」の上部 HDD ベイに取り付けていて室温 25℃前後標準ファン低回転動作、アイドル状態で 47 〜 49℃程度に達していました。 これではダメだと、JapanValue「PH-35BH Pro」に納めて、5インチベイで吸気に依って空冷しています。

NASを常時起動にはしていないため、NAS を完全にバックアップ用途として、引っ張り出さなくても済む様にこちらにデータを溜め込んで使っています。 SSD の容量が少ないためソフトウェアの一部を動かすために使ったりしているため、今までのうちの PC と違って負荷が偏っている状況なのが、少し気になる所。

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IO-DATA「DVR-AM16CVB」

松下製最後の殻付き DVD-RAM メディア対応 DVD マルチドライブ(黒ベゼルタイプ。トレー式でトレーは白色)です。 インターフェースが ATAPI だったり、速度面で見劣りする部分が有りますが、殻付きメディアを大量に所持していて手持ちのドライブがヘタってきているうちでは、この延命は必須でした。

Century「IDE活してS-ATA」で SATA に変換して使っていますが、 マザーボードの起動シーケンスとの相性からか、HDD にブートセクタが有ると BIOS の設定を無視して最優先で HDD から起動してしまう問題が有ります。 これは、AHCI BIOS 認識後に [F8] を連打し続ける事で光学ドライブからの起動を割り込までられたので、これで回避できました。

SCYTHE「BAY RAFTER 2.5」

黒い樹脂製の 2.5 → 3.5インチ変換ステー。相場では 980円。

IDE では必要だったコネクタ変換が SATA では不要なので、形状が現代的に最適化されており、ネジ穴などの加工精度も高く、取り付け時の工具逃げがちゃんと有るし、樹脂なので無理も改造も効くと云う事で、現行では決定版とも言える出来です。 3.5インチベイへの取り付けは、ステー本体にそのままタッピングする方式。 必要であれば、下部に 6〜8cm ファンを取り付けられる様になっています。

欠点として、下部がファン用になっているために底面の穴を使う方式では PC ケースに取り付けられませんが、その気になれば穴開け加工が容易なのでどうにでもなりそうです。 ちなみに、Antec「P182」はケース側の取り付けも特殊でどこに取り付けようとしてもこれと完全には合わないので、非常におざなりに取り付けています。 Intel「X25-E Extreme」(SSD)のために使っているので、斜めになろうが振動が多少伝わろうが関係有りませんので…。 HDD で使おうとしている人は、ビスを変更するか穴を開ける必要が出てきます。

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JapanValue「PH-35BH Pro」

JapanValue 版SMART DRIVEと言える HDD ケース。 その最上級版で、ケースの中に熱伝導のためのゲルシートと高周波を遮断するシートが敷き詰められ、ケースの外側はヒートシンク加工、HDD 制馭チップ用のヒートシンクとシリコングリスがセットになったこれ以上は無い内容。 SMART DRIVE とは比べ物にならない程高い放熱効率を持つため、うちで歴代最も発熱の大きかった Seagate「Cheetah® X15 36LP」の爆熱を余す事無く放出して灼熱の塊になる程で、高速 HDD で使う場合はファンによる強制冷却が必要になってきます。 遮音性能では外装が厚い SMART DRIVE シリーズに一歩譲りますが、防振効果はゴムワッシャーを多様した構造になっているために高め。 綜合性能では未だ最強です。

Cheetah 15k LP36 を皮切りにかなり長く使い回していますが、それだけ耐久性と性能が有る事に加えて、配線引出し口の汎用性が高い所がその理由です。 遮音性に不利な丸ごと露出した端子部のお陰で、IDE だろうが SCSI だろうが SATA だろうが SAS だろうが、どれでもそのまま使えるんですよね。

一方で御値段はすこぶる高く、実売 10,000円前後もすると云う道楽品。 防音最重視の人には向きませんが、うちの様に高速回転ドライブをなるべく静かに使いたい人には唯一と言っても好い選択肢です。 姉妹品の「PH-35B2 Pro」でも、10,000回転以上では放熱が間に合いません。

なお、残念ながら 2009年現在ではほとんど市場在庫が見当たりません。 うちでは買い溜めと使い回しで乗り切っていますが、急激な SSD の台頭で高回転高発熱の HDD の搭載数を減らしているので、このまま代替品の心配無く過ごせそうです。

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Century「IDE活してS-ATA」

キワモノっぽい癖に、DVD-RAM ドライブの変換をすんなりこなした渋い奴です。 コネクタ面にももう少し絶縁処理が施されていると、なお扱い易かったかもしれませんが、基板は小さく概ね良くできています。

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NEC「PK-KB011」

NEC 純正 USB 接続 PC-98 配列キーボードです。 PC98-NX シリーズのオプションとして売り出された物で、万年品薄で値段も定価では 9,800円と、相当強い思い入れがある人向け。 2000年前後の時点で既に入手困難な状態で、製造はまとまった数では行われなかった様です。

PC-98 配列の十字配置のカーソルキーや長いスペースバー、[CTRL] と [CAPS] の配置、[かな]・[NFER]・{XFER]・[テンキー =] などの存在と云った要素を受け継いでいます。 日本語変換の ON / OFF 切り替えも [CTRL] + [XFER] を使います。 また、追加機能としてマウス向けのポートを持っており、USB バスパワー1ポートの「PK-KB011」と、PS/2 コネクタ一つの「PK-KB0002」の 2種類が在ります。

ただ、完全にそのものではなく相違点もいくつか有り、

  • ファンクションキーのピッチや位置が PC/AT 互換機と同じ。
  • [かな] や [CAPS] のインジケーター LED の右側に有る。
  • メインキー、カーソルキー、テンキーの間の部分のピッチが長い。
  • [GRPH]・[Windows キー]・[かな] のピッチが違う。

などが見られます。 ピッチの違いは大まかには PC98-NX キーボードの金型まま、切り抜き方の違いで作っているからなのでしょう。 突き詰めると苦しいかもしれませんが、うちの場合は長いスペースバーと真っ当な配置のカーソルキーが有れば大方満足なので、予備を確保する程愛用しています。 Windows 2000 以降(Windows7 まで含む)は OS が標準でドライバーを備えていて、この先も安心です。

なお、Windows9x 系では、附属のドライバーを自力でインストールしなければなりませんが、多少不具合を持っています。

  • [@/~] が [~] としては機能しない。
  • テンキーの [=] と [,] が機能しない。
  • [CTRL] + [XFER] では日本語入力にならない([vf・5] が [半角/全角] として働く)。
  • CAPS LOCK の切り替えに [SHIFT] が必要。

と、PC-98 系特有の操作をほとんど受け付けません。 ドライバーは USB ハブを有効にするだけの様です。 キーの違いは、配置変換ソフトなどで埋めるしか有りません。

GAMETECH「PC ツナイデント」

PlayStation のゲームパッドを IEEE1284 パラレルポートに接続してパソコンで使える様にする代物。 何と言っても、USB 接続に比べて、格段に入力遅延が起こり難い事がメリットで、これを使い続けたいがために、同じプラットフォームでもサブ用途の自作六号機よりもメインで使うこのマシンの方が足回りが古い状態で有っても、ピンヘッダからの引き出しでパラレルポートが使えるマザーボードを使っています。

標準では Windows95 / 98 のみの対応になっていますが、Psxpad デバイスドライバーを使えば、Windows 2000 / XP でも使えます。 Windows Vista 以降でも以下の情報を参考にすれば使えそうです(うちでは試していません。Vista 以降が全て 64bit 環境なもの有りますし…)

しかし、2009年2月現在では Psxpad の公式 web サイトが消滅しており、ドライバーのライセンス上では再配布不可とされているため、正式な配布場所が存在しません。 但し、これは Internet Aechive 上に…。

2009年9月27日
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