確かに、宮城県警発表の2011年5月11日付身元判明犠牲者名簿に、氏の本名が載っている事を確認した。
電視遊戯人さんとは、同人音楽サークル「電遊音楽Co.」の代表である。 それと同時にこうして単独の日記を書くほど、自分にとっては重要な意味のある人だ。
電視遊戯人さんは、1990年代後半の段階で1980年代ゲームミュージックの同人アレンジ音楽活動を始めていた、という経歴の持ち主で、 インディーズ音楽の世界に
の要素が混じって発生し現在に至る、「同人音楽」の時代変遷の一部に、小さい市場ながらそこそこ存在感を持って間違いなくそこに居た人と認識している。 草の根ネットやニフティなどで MIDI データが活溌に出回る頃よりも、半回転程前の話だ。 当時の流通媒体は、雑誌投稿と磁気テープである。
その中で「ゲームミュージックオタクが自ら電子機器と記録媒体を使って作品を発表できるんだ(あるいは、してもいいんだ)」という事を見せつけられた事は、自分にとってはかなり大きなターニングポイントで、それまで何となく頭で組み上げて楽譜化するしかしていなかった戯事に、発表するという要素が付き纏ってくる様になった。 今なお、作風への影響すら無いとは言い難い。 雛の刷り込みの様な物で、間違いなくインスピレーションに影響を残している。
氏とは、特に面識が有る訳ではない。 いつだったか偶然 web サイトを発見した時は驚いてリンクも張っているが、イベント参加で遭遇する事は全く無く、そもそもオフラインで一度も顔を見た事すら無い。 直接やりとりが有ったのは、磁気テープ購入の時のちょっとした文通程度である。
それでも、数本の遺作磁気テープと共に、忘れる事は無い。